君のいない世界

幸せな時間は永遠に続くと思ってた

二人の愛は永遠に変わらないと思ってた


初めて人を好きになり　心から愛した人

１０年経っても変わらず愛した人

同じ日々を過ごし　同じ季節が流れ

同じ道を歩いてた

最後の恋だと信じてた

永遠の愛だと信じてた


僕は君の愛に慣れすぎてたのかもしれない


悪夢は突然やってきた

気づいたときには

君の瞳に僕は映ってなかった

君の想いに　君の淋しさに

気づいてあげられなかった

もっと君の話を聞いてあげればよかった

もっと君と向き合えばよかった

もっと君とふれ合えばよかった


もう　君はいない

もう君の話を聞くことも　ふれ合うこともできない

大好きだった君のあの笑顔を見ることさえできない

もう僕の横に君はいない


いくつもの季節が流れ

いろんなことがあった

辛い事悲しい事

すべて一人で乗り越えてきた


もう君がいなくても大丈夫・・・？


君と最後にした約束を果たし

君からもらったペンダントをはずした

ずっとはずしたことのなかったペンダント

君との想い出と一緒にしまっておこう

永遠に戻ることのない想い出と一緒に


君と初めて出会ってから１３年

遠回りしたけれど

やっと今僕は歩き出す

『君のいない世界』へ・・・