藤田さいき11年振りの優勝

藤田さいきが大王製紙エリエールオープンで11年振りの優勝
1m強のパットが決まると、感激して立ち上がれなかった。
思わず自分も涙があふれてしまった。
黄金世代だのプラチナ世代だの若い世代がどんどん伸びて、ベテラン勢がすっかり勝てなくなった。
先に同じく11年振りの優勝を決めた金田久美子に続いてのベテラン勢の久しぶりの優勝だった。
年齢は36歳、２日後は37歳だから37歳のようなもんだ。
金田久美子は33歳だから、藤田さいきの方が３歳年上となる。
近い年齢では上田桃子の35歳もいる。
ベテラン勢が若手の台頭で押し潰される事なく頑張っている姿は見ていて勇気をもらえる。
女性のアスリートとしての年齢は25歳までがピークであとは下り坂と言われている。
その中で36歳での優勝に頭が下がる。
藤田さいきは若手の女子らに比べるとおばさん顔だ。
だが優勝して立ち上がれない程感激している姿を見ると抱きしめたくなってしまう。
だがこういう努力が実る人はほんのわずかな事。
努力しながらも勝てない人の方がほとんどだ。
しかし諦めていたらこの優勝はなかったのも事実。