表を読んでから裏に行ってください。そういう流れで読むと理解できます表

必ず、表を読んでから裏を読んでくださいね


じゃないと、話が「？？？」ってなりますからね







子どもたちも、どこかへ行きたいって言い始めるわけなんですよ


かと言って、あちこち連れまわすのは感染が怖いので


考えに考え抜いた結果


私「おじいちゃんのフィットネスのプールに行く？」


子どもたち「行く～」
※ちょうどメンテナンスで、1か月ほど閉鎖して機械入れ替えをしてたのですが
昨日水を張り終えたばかりで、まだ解放してない



ということで、朝食ののちみんなで準備


私も、荷物をパパッとまとめて、車に乗せて


よ～し、あとは子どもたちを待つばかり




な、ところでですね


お馬が騒ぎ始めたのでですね
※私が出かけようとすると、察知して「自分に乗っていけ」的なアピールをします


しょうがないので、待ってる間だけお庭を走らせようと馬舎のゲートを開け


私の愛馬アーサーに跨って、トテトテと走ると


「おい！何か道具はないのか！？」※英語

「探しに行ってるよ！」

と、騒がしくする農場のみんな


私「何かあったの？」


農夫「ああ、お嬢様。ばあさんが部屋から出られないんです。ドアが壊れたようでして」


私「誰のおばあさん？」


農夫「キャンベル（仮名）のとこのばあさんです」


私「ばあや！？」※私が懐いてる、農場を仕切るおばあさん。私が日本語で「ばあや」と名付けました


慌てておうちに向かうと、家の中でガヤガヤと騒ぐ声


私も中に入ると


2階の一室のドアが開かないという事態


私「ちょっと、通してくれる？」


キャンベルJr「ああ、お嬢様。母が部屋から出られなくなってしまって」


私「ばあや、私。聞こえる？」


ばあや「お嬢様。いかがなさったんです？」


私「お部屋のドアが開かないって聞いたから、急いで来たの」


ばあや「そうなんですよ。今朝は普通だったんですよ、でも先ほど閉めたら開かなくて」


私「すぐに開けるからね、待ってて」


ばあや「私は大丈夫ですよ。ベッドもありますからね」




これ、ドアに何か引っ掛けてテコの原理で・・・


そうだ、内開きドアが普通なんだった


じゃあ、ドアのノブをどうにか・・・


鉄の重いヤツだこれ



ボブ「お嬢様～どこにいらっしゃいますか～？」


ちょうどいいところにボブ※我が家の屈強なボディーガードのリーダー


私「ボブ、ここ～」


ボブ「お嬢様、お子様方が探しておりますよ。どうなさいました？さあアリス様、お母さまはあちらです」


私「ボブ、ちょっと来て！！」


私の声に、すぐ反応するボブ


急いで駆けつけたボブに


私「このドア、開けられる？壊れて開かないの」


ボブ「わかりました、やってみます」


と答えるや否や、ノブを持って懸命にドアを押すボブ


でも、全く開く気配がないドア



他の農夫たちも懸命にドアを押すのですが、結果は同じ


その状態にだんだん腹が立ってきた私



私「みんな、どいて」※英語


私「ばあや、ドアから離れてて」※英語


ばあや「え？は、はいわかりました」


ドアの向こうに歩いた音を聞いて、もう一度


私「みんなドアから離れて」※英語


私「おらぁぁぁ、なぁぁめぇんじゃぁねぇえぞぉぉぉぉらぁぁぁぁあああ」
※日本語

と同時に、覚えたての回し蹴り



ドンバイーン


私「・・・開いた」



いえいえ、このドア


そこまで頑丈なドアじゃなかったんですよ


で、蹴り所が良かったのか


蹴り一発で開いたってわけですよ


でもですね


みんなの視線がですね


私の股間に向いてるんです



違うんですよ



プールに行くから、水着を付けてまして


”上から大き目のシャツを羽織ってただけ”、なだけなんですよ



蹴りで上がったままの脚を下ろし


私「みんな、これは違うの。これは・・・」


の声に合わせるかのように、窓の外に向かって叫ぶ1人の娘


そう、一部始終を見ていた末娘アリス



窓の外に見える娘たちに向かって



アリス「リリー（長女）！ママのトラウザーズ（ズボンの意味）を持ってきて～
ママったらパンツなの～パンツだけなの～」



それを聞いて爆笑する娘たち


慌てふためくボブや農夫たち



いや、これ水着・・・


アリス「早く～ママ、パンツだけなの～」


やっやめろぉぉぉぉぉぉぉぉお



私「違うの、これ、水着なの。みんな誤解しないで」※英語


の声にも、ものすごく顔を逸らす上に、頬どころか顔全部赤らめる面々


水着だから恥ずかしくないのに


アリスに変なとどめを刺されて、瀕死状態の私


そんな気持ちで、プールに向かう私なのでした


裏に続きます


もう一度言いますよ


必ず、表を読んでから裏を読んでくださいね


じゃないと、話が？？？ってなりますからね