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正月といえば…鏡餅のあれこれ
2019年12月31日 23:55
お久しぶりです。今日も仕事が終わり、ようやく今年最後の日ゆっくりする時間が出来たので書いてみたいと思います(明日もまた仕事ですが)。
「 正月と言えば…鏡餅のあれこれ 」
12月13日に正月事初めを迎え、街中では門松が見掛けられるようになりました。
街中のお店には正月飾りやおせち料理の材料、鏡餅などが並んでいました。
さてこの「鏡餅」。なぜ「鏡」とつくのか、なぜお正月に飾るのかをご存じでしたか?今回は毎年何気なく飾っている鏡餅について紹介したいと思います。
■なぜ正月に鏡餅を飾るのか?
正月には歳神(としがみ)様がその年の幸運を連れて来てくれると伝わります。
歳神様はご先祖様であるとか、農耕の神様であるなどと言われ、お餅をお供えし
て家の繁栄や五穀豊穣などを願ったのがはじまりだと伝わっています。
鏡餅を飾る時期は、末広がりで縁起の良い12月28日という家が多く、29日は9が苦を連想するため避けられ、31日は一夜飾り(一晩しか飾り付けをしないこと)になるため歳神様に失礼であると考えられています。
■なぜ「鏡」という言葉がつくのか?
鏡餅の「鏡」は現在私たちが使っている鏡ではなく、銅鏡のことを指しています。国宝の海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)は丸い円状で、学校の教科書に出て来るので一度は目にされていることでしょう。三種の神器のひとつ八咫鏡(やたのかがみ)は非公開ですがこちらも円状です。
銅鏡は神事で使われる祭具でした。鏡に陽の光が反射して輝く様子から、そこに神が宿ると考えられてきました。そして、その鏡の形を模したのが鏡餅の形。
鏡餅は歳神様が宿る依り代(よりしろ)としての役割があり、また、その餅を食べるという事は、歳神様の力を分けて頂くことになるのです。
■鏡餅の飾りの意味
鏡餅の飾り方には地域性がありますが、丸くて白い大小の餅を二段に重ね、橙(だいだい)を上に乗せた姿がよく見かけられます。
みかんが代用されやすいですが、「先祖代々続きますように」と縁起を担いで橙を乗せます。橙の実は数年落ちずに枝についているそうですよ。
立派なものになるとさらに多様な飾り付けがあり、一例を紹介します。
<御幣(ごへい)>紅白の紙製。広がった姿から、家の繁栄を願って。
<海老>腰が曲がるまで長生き出来ることを願って。
<昆布>昔は幅が広い海草の意味で広布(ひろめ)と書いたので、よろこび
(よろこんぶ!)が広がるように願って。
<するめ>漢字では「寿留女」と書き、幸せを留めることを願って。
<裏白(ウラジロ)>シダ類の植物。常緑で次々に新しい葉が生えることから
御幣同様に「家の繁栄」を願って。
<餅を重ねる理由>円満に歳を重ねられるようにと願って。
■鏡開き
昔は家々で餅をつきましたが、今では餅つきの道具がある家も少なく、和菓子店やスーパーマーケット等で鏡餅を買い求めることが多くなりました。
最近では飾ったあとのことを考え、鏡餅型の容器に小分けにされた餅が入っているものが人気なようです。ここで気になるのが「鏡開き」の語源。
パッケージのフタを開けるから…ではありませんよー。
鏡開きは室町時代以降の武家社会で行われていた「具足餅(ぐそくもち)」の風習が関係しています。武家では正月に鎧兜の前に餅を備えてお祝いをしました。
餅を食べるときは切腹を連想される刃物は使わず、木槌などを使って割ったそうです。しかし割るという言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉を使うようになったのが、鏡開きと呼ばれるきっかけです。
なお、鏡開きの日は地域によって異なります。関東では松の内明けの1月11日であることが多いです。
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この年末年始は冬将軍が日本列島に停滞して厳寒になるとか。確かに仕事帰り寒かった…。どうぞ暖かくして、よい年をお迎えください。
このデジログへのコメント
あけましておめでとうございます。お久しぶりです。お元気にされてましたか?
2020年がお互いにとって良い年になるといいですね~。
久しぶり。
明けましておめでとう。
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