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首里城

2019年11月03日 20:16

琉球処分の後、住む人がいなくなり荒れ放題で、台風の被害も加わり朽ち果てていくばかりだった首里城沖縄県も取り壊しを決定。撤去寸前にこの首里城を救ったのは沖縄出身者ではない。文化遺産として価値が高いと見抜いた東京文部省文部技師で重要建築物調査研究を専門としていた阪谷良之進。
工事を指揮したのは東大寺も修復した奈良県宮大工の柳田菊造。坂谷氏の陳情で日本政府から国宝の指定を受け、首里城の取り壊し撤去日も決まっていた那覇市側の日取りをギリで中止させた。そしてズタボロの首里城の修復のために日本でトップクラス宮大工の派遣を指定したのだ。国宝指定から撤去撤回までの経緯とスピード感が凄い。この時、政府間の交渉においてすべての幸運と偶然が首里城に味方した。その資料は戦下の沖縄ではなく、亡くなった宮大工の家族の方が内地で保存してくれていたのがまたまた偶然発見されたのだ。
この時の復興と資料があったから、戦後の焼失でも首里城は再建できたのだ。
しかし、この二人の存在と偉業はほとんど知られていない。

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