デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

ハンマープライス(裏へ続く)

2019年04月09日 15:17

ハンマープライス(裏へ続く)

つい先日



お仕事を終え、待ち合わせ場所であるおじいちゃんのおうちへ行くと


スチュワード「お嬢様旦那さまを説得してくださいませ。チャリティーに行きたくないと申しております」
※会話は全て英語です

私「チャリティーって何?」


話を聞くと、チャリティーオークション形式のコンサートがあって


おじいちゃんは主賓として招待されてるのに「行かない」と駄々をこねてるそうなんです


スチュワード「主催者と折が合わないから、旦那さまはスネておるのです。人との交流は重要でございます。お嬢様、どうか説得なさってくださいませ」



う~ん



行きたくないものを無理に行かすのはどうかと思うけど


せっかく招いてくれたんだし


私はおじいちゃんの部屋へ行き


私「おじいちゃん、チャリティーコンサートに行かないの?」


おじいちゃん「ああ、おかえりイチゴクラシックなぞ私は何度も聴いておるし正直飽きてきた。
何より主催のジジイは何かにつけ私を呼びたがって、張り合おうとするのがいかん!」


私「せっかく呼ばれたんでしょ?行ってきたら?」


おじいちゃん「だが、私は気分が乗らないんだ」


私「私も付いて行ってあげるから」


おじいちゃん「本当か?スチュワード!!イチゴドレスをすぐに準備してくれ。2人(アンとリリー)のも忘れるな」


スチュワード「すでに整っております」


おじいちゃん「そうか、ではイチゴ、すぐに準備しておくれ」


私「まだ2人が帰ってきてないよ」


おじいちゃん「そうかそうか。では、お茶紅茶)でも飲んで待つとしよう」



スチュワード「(私に耳打ちをしながら)お嬢様の言いなりでございますな」


私「”私の交渉が上手”と言ってね」


スチュワード「理解しております」


と、こんな感じでコンサートに行くことになり


4人で会場へ




入口で軽く挨拶をしたのち、席へ案内されると



どこかのおじいさん「おや、お前が来るとは意外だな。いつものように来ないかと思ったぞ」


おじいちゃん「何を言う!招待への礼儀を貫いたまでだ」


どこかのおじいさん「いつもお得意の”忙しい”はどうした?女を3人も帯同して、たしかに忙しそうだな」


おじいちゃん「悪態が尽きないな。安い社交の花と同じに数えるな!私の可愛い娘と孫娘たちだ」


どこかのおじいさん「お前の死んだ妻以外にもうけた子か?」


おじいちゃん「勝手に言っていろ!」



(仲悪いのか?)


ものすごく悪態をつきまくるおじいちゃんと、知らないおじいちゃん主催者みたいです)



悪口の言い合いもそこそこに、席に座る4人




アン「おじいちゃん、飲み物出る?」


おじいちゃん「ああ、呼べばすぐだ。すまない、飲み物を頼むよ」


そういう私たちの横に、男性が近寄り


関係者「休憩の曲をお募りしております。何かご要望がありましたらお伺いします」


主催者おじいさん「お前は主賓だからな。何かあれば希望してくれ。曲名がわかれば、だがな」


どこまでも悪態をつくおじいちゃん達


本当は仲良しなんじゃないの?



おじいちゃん「私は正直、どれも聞き飽きた。イチゴ、何か聴きたい曲はあるかね?決めなさい」


そう言ってリスト(楽団が弾ける曲リスト)を渡され


3人で目を通すと



(National Anthem/World)(各国国歌



国歌も聴けるの?



じゃあ~じゃあ~



日本の「君が代」をリクエスト



緞帳が開き、最初の曲は「エニグマ変奏曲」


これは知ってるぞ


小学校のころから何度も聴いてるぞ



2曲目はタイトルこそわからないけど、聴いた事ある曲

私「アン、この曲なんていうの?」


アン「シンプルシンフォニー


リリー「何でも知ってるのね!」(褒め言葉)


アン「ありがとう」



そんな折、テーブルに目をやると


お店でカード決済するかのような、小さな電卓みたいな機械が置いてある



私「おじいちゃん、これ何?」


おじいちゃん「今日はオークション形式(ハンマープライス)のチャリティーだからね。楽団の演奏を聴いて、これならいくら払ってもいいと思う金額をそれに入力するんだ。なに、お遊びのようなものだよ。イチゴが好きに押しなさい。いくらでも、何度でも押していいんだ」



へぇ~~~


色んな形式のコンサートがあって、なかなか面白い



とりあえず今の演奏ポチポチっと2万ポンドと入力(決定はポンドマークを押すだけでした)


すると、横にある電光掲示板に「No.2(おじいちゃんの番号) Table 1(私たちの座席) 20000(オークション金)」と表示され


その上にあるもうひとつの掲示板に「Total 48500」から「Total 68500」と、累計が表示されていきました


2曲目も終わり、少しの喧騒と同時にボーイさんたちがドリンクを運び回り


そこでセッティングを始めたのが、地元の小中学生で構成された楽団


そして、喧騒を横に低いメロディーが流れました



君が代だ!!)



100%日本人(と思ってるので、チャチャ入れないで下さい)の私は、ジックリ聴き入り


先ほどの機械で「400万ポンド」と入力、そして決定



電光掲示板の色が、赤から青に変わり


ザワザワとする会場




裏に続きます

このデジログへのコメント

  • AWA (アワ) 2019年04月11日 01:02

    知らずに押したとはいえ、結果的にサーが大爆笑するくらい痛快な出来事となってサーにとっても良い時間になりましたね。サーにとっても久しぶりに後の語り草になるくらいの時間になったのではないでしょうか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

プロフィール

イチゴちゃん

  • メールを送信する

イチゴちゃんさんの最近のデジログ

<2019年04月>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30