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脂肪で何日…
2019年03月27日 23:54
今の脂肪で何日生きられるかの計算方法について。
よく耳にする中性脂肪とは、体がエネルギー源を貯蔵する為に作ります。
その為、運動等でエネルギーが不足すると、蓄えられていた脂肪が分解・燃焼してエネルギー源として使われます。
では、体内に蓄えられた脂肪で何日生きられるのでしょうか。
例えば、体重60kgで体脂肪率28%の人の場合で計算をしてみます。
60kg×0.28×0.9(脂肪の比重)≒15.1kg
つまり、約15kgの脂肪が体の中にあるという事になります。
更に、脂肪1kgあたりは約9,000kcalとされています。
その為
15kg×9,000kcal=135,000kcal
これだけのカロリーを体内に蓄えている事になります。
勿論、脂肪にはきちんとした役割がありますが、全ての脂肪が緊急用の備蓄として蓄えられている訳ではありません。
では仮に、カロリーを全く摂取しないでこの135,000kcalのエネルギーを消費するとしたら、何日掛かるのでしょうか。
一日1,800kcalを消費するとしたら
135,000kcal÷1,800kcal≒75日
単純に、75日分のエネルギーを蓄えている事になります。
当然ですが、何も食べないで75日間生きられるという訳ではありません。
とはいえ、普段から必要以上の余分な脂肪がある事は間違いないのです。
若い頃と同じような食生活なのに、歳をとるにつれてどんどん太りやすくなっているという話を聞きます。私もです。
また、継続してダイエットをしていても、歳をとると痩せにくくなったと感じる人もいます。
実は、歳をとると太りやすくなるというのは本当です。
最大の原因は、代謝量の低下にあります。
何もしなくてもカロリーが消費される基礎代謝量と、運動したりする事で消費される活動代謝量があります。
呼吸したり、内臓が動いたりする事で消費されるのが基礎代謝量です。
一日の消費カロリーの内、約60%が基礎代謝量だといわれています。
歳をとると、内臓の機能も衰えていきます。
更に筋肉の量も減ってくると、脂肪を効率よく燃焼させる事ができなくなります。
こうなると、活動代謝量も低下していく事になります。
30歳を過ぎたあたりから、代謝量は下がっていく一方だと言われています。
生活の中で運動する機会も減っていくので、消費カロリーが落ちてるのに若い時と同じ食事量なら太るのは当然と言えます。
ただし、食事量をただ減らしても筋肉が落ちてしまい、余計に代謝量を減らしかねません。
年齢を重ねていくにつれて運動の機会を意識して増やしたり、食事の栄養バランスに気を付けたりする事がより大切になってきます。
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