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子犬のワルツ

2019年03月05日 08:00

子犬のワルツ

ジョンおじいちゃんと仲良くならなければ

おそらく、いや絶対に縁がなかったであろう「社交界」のこと、「晩餐会」そして「舞踏会



けっこう聞かれるので、それらにお答えしたいと思います


基本的に、日本で言う「お盆」くらいの時期は

ほぼパーティーの類は催されません


おじいちゃん曰く「避暑地に行くから、みんなと遊ぶのは二の次」なんだそうです


実際、おじいちゃんもロンドンではなく数ある避暑地に私たち親子を連れて行ってくれたりしました



で、ピークは大体1~5.6月くらい


最近はチャリティーのためのパーティーがたくさんあるので


どれに行くかというのも、悩みどころだそうです
チャリティーばかり行っていると、金だけ払う偽善者と言われたりするそうです)


では、私も何度か経験した「舞踏会



これはまず「相手を探すためのダンスパーティー」だと思ってください


男性が女性を、あるいは女性が男性を


ダンスして、相性を確認して


気に入ればその後に繋げるって感じです



私は基礎的なダンスしか教わらなかったので(相手を探していないため)


基本、ダンスは断ります


ですが、会場入りにはけっこうマナーが存在します



まず



①車で会場入りする
※自身の階級(家柄)によって、玄関横付けか駐車場に止めるかが違ってきます


運転席→運転手、助手席→スチュワード(執事長)、運転席後部座席→招待客(男)、助手席後部座席→招待客(女)



なので、私は助手席後部座席に座るのがマナー


会場に着くと、スチュワードがおじいちゃんのドアを開け

おじいちゃんがグルリと車を回り、私のトコのドアを開け、エスコートするのが通常
※私を含め、女性舞踏会の主賓扱いになります


大抵入口は、階段になっていて

段上で主催者が待っています(けっこうなランクの貴族がほとんどです)


女性は「招待してくれてありがとう」旨を言葉で伝え、カーテシーという膝を落とす挨拶をします

そして、一緒に行く男性客(この場合、ジョンおじいちゃん)が

ジョンおじいちゃん「私の孫娘のイチゴです」と、私を主催者に紹介します
招待状はありますが、自己紹介をするのではなく男性にさせるのがマナーです)


挨拶が済んだあとは、おじいちゃんの腕に手を絡め、会場入りします


席はボーイさんが案内してくれ

席に関して文句は言わないのがマナーです
(壁に近いから寒いなど)


階級によって席は分かれていて


ランクが低い招待客は、手前のダンスホールで立ちっぱなしというのも多いです



横に既に招待客がいて、もし初対面であれば軽く会釈をし

おじいちゃんが私を紹介するまでは、なるべく目を伏せてます


もし、顔見知りや知り合いであれば

和やかにお話して構いません

ただ、主催者の合図がないと飲み物すら手をつけるのはNGです



食事は手をつけて問題ありません


ただし、おかわりしていいのはお酒だけ(女性ワインが好ましいそうです)


お食事のおかわりは「あなたのところの料理は少なくて満足できない」の意味になってしまうそうです


前にウニ軍艦が出たことがあったのですが

ものすごく美味しかったのに、半貫(私は2個で1貫と数えます)しか出てこなくて

すっごくおかわりしたかったけれど、おじいちゃんに「失礼だからダメだ」とクギを刺されました


お食事がある程度終わったら、男性や一部の女性が待ちわびた「ダンス」の時間です


ここで言うダンス=男女ペアのもので、音楽に合わせたエレガントなダンスを指します


ここからが大変です


男性は、出来れば上のランクの女性と踊りたがります

しかも、配偶者ありの場合は無条件で諦めるしかないので

選択できる女性は、ものすごくわずか
(1度だけ、独身カテゴリに入るのが私だけという舞踏会がありました)


なので、同じお部屋の男性はかなりの確率で

私を指名します



ただ、相手を選ぶのは私ではなくおじいちゃんの役目


「相手の格(この場合、貴族のランク)が自分よりも2階級以上下だとNG」です

踊るために誘う権利すらありません
※ただし、私から「踊りましょう」と誘う場合は別です


私自身が「この人はいい」「この人は嫌」と選別することは、下品だとされています

なので、スチュワードに耳打ちをする「ふり」だけします

大抵、会場入りする前に誰と踊るか決めているので

それ以外は基本お断りです
※今まで踊ったことがあるのは、おじいちゃんと私のお友達である、フォックスさんのとこの孫マイケルだけです


ある程度の階級だと、おじいちゃんが「うちの孫娘にはまだワルツしか教えていない」とか言って
キッチリ断ります

階級が明らかに下だと、おじいちゃんではなくスチュワードが断ります
※我が主の宝(私の事)とあなたでは釣り合いません、など
けっこうドギツい言い方をして断ります



ただ、下の階級が腐らないよう

会場を観にいくことだけは、するのがマナーです


なので、スチュワードを従えて(私よりも先に歩いてもらうのがマナーです)

おじいちゃん曰く「下々のダンスフロア」※イヤミではなく、会場の分け方がそうなってます
でも夢を与えてきなさい。とのこと



ここでしてはいけないのが「壁にもたれかかる」※壁の花と呼ばれてしまうため

「自分から気安く男性に話しかけない」※招待主が、誰かと誰かを結びつけるために舞踏会を催す場合もあるため
間違って本命に気安く声をかけないように


なので、テーブルフロア上流階級はテーブル席なので、こう呼ばれるそうです)から出てきた女性

中流以下の貴族にとっては絶好のチャンスなんだそう


事実、私もスチュワードを従えて出て行くと


スチュワードの前に行列ができます
(私と踊るために、スチュワードに申し付けないといけない※直接声をかけるなんて、貴族にとってはしたない行為)


それらをスチュワードのどストライク嫌味で、全部蹴散らします

「あなたさまでは我が姫を満足させられないと見受けられます」

「あなたさまの家柄では、我が姫の2日分の犬のエサ代でございます」

「あなたさまはどこのどなたですか?」などなど



で、おじいちゃん曰く「踊りたくないのなら踊らなくていい。もし踊ってもいいのなら、自分の好みの男と踊るか
その会場で一番扱いが悪い男を選びなさい」とのこと


これは、夢を持たせなさいという意味だと思います
※私も詳しく根掘り葉掘り聞かないので、真相はわかりませんが


それでも、微笑みだけは欠かしてはいけないので

ヘラヘラ笑うわけではなく、いわゆる「微笑」

天使の微笑みみたいなもんですな



これはね、マイケルがいるとものすごく楽なんですよ

まず、マイケルのおじいちゃんとおばあちゃんであるフォックス夫妻は、私と五分のお友達

で、夫妻はジョンおじいちゃんとお友達(かなり仲がいい)

で、マイケルは人見知りだけど私は平気

さらに、両家のスチュワードが四六時中護衛してくれる(悪い虫が寄ってこないように)

ついでに、どれだけベタベタしても(公式の場での男女は、ある程度仲良くしないと偽装カップルと思われる)
※両家の重鎮は怒らない(むしろ安心してくれる)

なので、ものすごく楽なんです



普通に考えて、18歳の男の子に37歳のババアベタベタするわけないじゃないですか
※こちらでは、私は20.21くらいに見られてます



と、舞踏会はこんな感じでマナーがたくさんあります


後でチャリティー系の社交会のお話でも書きたいと思います


注:あくまでも私が体験したものしか書いてないので
それが全てではありません

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