イッチニ、イッチニ

下の娘を学校へ送り出し、何食わぬ顔で昼食と夕食の準備


リリー「私も何かさせて」

私「ん～・・・じゃあ、お洗濯物を干してきて」

リリー「任せて！」



今のうち


隠れ隠れ混ぜておいたベースを、シレっと温めておいたオーブンレンジへ投入



急げ、急げ




見られたらアウト



時折、部屋に戻ってくるリリーをサラリとかわし


無事、ケーキは焼き上げ完了
（飾りつけは夕方にアンがやる予定）



小学校も下校のころ

リリーを連れ出し、ちょっとお買い物


私「夕飯は何が食べたい？」


リリー「あの、黄色い・・・ﾀｸｱﾝ？」

甘じょっぱい味が気に入ったのか

妙なおかずを催促



おそらく、今頃アンがケーキをデコって

プレゼントを準備し、部屋を飾ってるはず



少々ノロノロとお買い物に時間をかけ


帰宅し、玄関を開けさせると


「Happy Birthday Lily!!」



リリー「nwhou!!」（声を文字にすると、こんな発音してました）


そして、しばしのフリーズ


スマホを取り出し、画面を確認し


リリー「忘れてた・・・今日、私の誕生日だ」


そして、笑ってるのか泣いてるのかわからない

顔に感情が多々交錯した表情



おっしゃーーーサプライズ成功だぜ



そのままリビングに移動して

即席で髪をセットしてあげて

みんなで夕食を囲みながら、楽しく話して


プレゼントを開けさせて


喜びを感謝の言葉でいただいて


満足げに、夢の世界へ旅立っていきましたとさ




人生初のバースデーパーティーをやってもらって

しかも、海外でしてくれて

とっても嬉しい！と満足げでした




ンッフッフ


誕生日は毎年、誰にでもあるんだぜ？

来年もお祝いしちゃうからな





そう、去る12月12日は


愛娘リリー（”上の娘”と私は認定してます）の、25歳の誕生日なのでした