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「母さんがどんなに僕を嫌いでも」レビュー☆

2018年11月17日 22:55

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」レビュー☆

太賀主演他。“大好き”をあきらめない。歌川タイジ(太賀)は幼い頃から美しい母・光子吉田羊)のことが大好きだった。だが、家の中にいる光子はいつも情緒不安定で、タイジの行動にイラつき、容赦なく手を上げる母親だった。17歳になったタイジは、ある日光子から酷い暴力を受けたことをきっかけに、家を出て1人で生きていく決意をする。努力を重ね、一流企業で営業職に就いたタイジは、幼い頃の体験のせいでどこか卑屈で自分の殻に閉じこもった大人になっていた。しかし、かけがえのない友人たちの言葉に心を動かされ、再び母と向き合う決意をする。胸が張り裂けるような壮絶な過去と向き合い、母の愛を掴み取ろうとした息子の実話が映画化

8/10点!!原作読んでます。原作が素敵なんです。なので、大失敗しない限り、映画が素敵じゃなくなることはなく、良かったです(*^¬^*) 原作より虐待マイルドになっていたし、母子に焦点を絞っていたので、タイジの他の体験は端織られていました。でも、原作はタイジ視点に一貫していたのに対し、光子の人間味を増して描いていたのが良かったです。捨てたはずの我が子から、彼女の人生で与えられたことのない、ずっと欲しかった愛をもたらされたのが、良かった。人生ってわからないものだなと。タイジは「消えて、ウザイキモいブタ」と罵られながら育ち、それでも母に「愛を得る」という戦いを挑み、見事に勝ち取ります。物凄く困難な道のりで、大抵は諦めてしまうのに、死に物狂いでやってのけたのが凄い。歌川タイジさんは凄い人物だと思います(>_<) 辛い思い出を自分で作り上げた良い思い出に上書き出来れば、トラウマに打ち勝てると、友人たちを通して気付けたのが素晴らしいです(*^¬^*) 婆ちゃんの木野花さんは「愛しのアイリーン」の鬼演技が凄すぎて、今回は救いの役なのに、ちょっと怖かったです(^_^;) 太賀は良い役者さんだなと改めて思いました。こういう役はさじ加減がとても難しいと思いますが、絶妙なコントロール(*^^*)吉田羊さんもいつもはテクニカル演技をする方だと思っていましたが、今回は自らを追い詰めてギリギリのラインで演じてるのが伝わってきて圧倒されました(*^¬^*)白石隼也さんは色気が出てきたなぁと(笑)森崎ウィンは「レディ・プレイヤー1」以来なので、振り幅があってこれから楽しみになりました。本作は過去に辛い体験をした人にはかなりオススメです。原作は小学校教科書に載せるべき一冊です。下手なカウンセリングより、よほど目から鱗な考え方を学べる作品です(*^^*) 2018年公開。

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