本当の理由

先日
知り合いの喫茶店経営者とお話をしていました。

何でも最近、逆切れするお客が増えてきたとか何とか。

注文しないで休憩しているだけの客
食べ物を持ち込む客

注意すると逆切れ。
喫茶店をフードコートと同じものと思っているらしいと。

喫茶店も商売だ。
慈善事業ではない。

誰も助けてくれない個人経営の現実は厳しい。

喫茶店経営も大変だなぁと思って聞いていたら
その人が言いました。

『不幸でかわいそうな人が多いんだろうねぇ』

ちょっとびっくりしました。

理不尽な扱いを受ければ
誰でも頭にくると思います。

その人は頭にくるのではなく憐れみを持つというのだ。

彼女が言うには
誰でも心に余裕があれば優しくなれると思う。
ちょっとしたことで爆発してしまうのは
多分
余裕がないのだろう。

逆切れする人が多くなってきたということは
それだけ生きるのが大変な人が増えているのだと思うと。

確かに自分で考えてみても
怒るという状況の前に
蓄積した何かがある。

嫌なことが先に控えていると
つい怒りっぽくなったり。。。

怒るという現象が起きる前に
蓄積された膨大な負があるのかもしれない。

怒るというのは
蓄積された負が
たまたま
何かのきっかけで表面化する現象に過ぎないのかもしれない。

そう考えると
新幹線内の殺人も
幼児虐待も
違う面が見えてくるのかもしれない。
だからと言って許されることではないけれど。

事実は１面だけではない。
見る方向によって
いろんな面
見方ができる。

大事なのは
どの面から見るかなのかもしれない。

言い換えると
どういう風に考え、捉えるか
なのかもしれない。

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＞かつてはみかん　様
2018年06月07日 21:23


＞知らない事も沢山なのに、世界が狭くて、
＞けど狭さに気づいてなくて
＞他人に言われて解ることでもないようで
＞大変そうですよ←ちょっと人ごと
＞歳を取ることの良さをこんな時感じます

自分の知覚できる範囲で生きてれいれば良しと思えれば
何とかなるのではないでしょうか。
年を取ることは悪くないですね。