やはりからくりが・・・

ふわぽわんちの
ご長男
口は出すけど
手は出さない
っていう性格

かなり不器用
（なんでも人に→母に
やらせるもんだから
自分で出来ないことが多い
そのうえ、気が利かないので
離婚されちゃった→性格の不一致らしい）

ふわぽわ
昔っからいじめられてた
ので
大のキライ
（弱い者いじめが好きらしい
おかげで飼っていた犬は
ご長男を見ると逃げるか
歯をむくようになっていた）

そんな
ご長男が
「おふくろのボケが
激しいくなってきてるから
気分転換に
旅行に連れて行ってやってくれ」
なんて
言う

まぁ
ふわぽわ
あてにせずに
ふわぽわ母に
「夏休みはどこかにドライブに
いこうか？」
って誘った
（ふわぽわ
脚悪いし
ふわぽわ母も移動は
大変そうだから
レンタカーを借りて
どこかに一泊デモと考えた
ふわぽわ自腹で）

それが
「俺
計画してんねんけど
フェリーのタダ券を持っているんや
9月は暑いからもっと後でもええから
別府の温泉に行ってこえへんか？」

・・・・
軍資金は出さないつもりらしい
フェリー？
乗り場までの足はどうすんねん

とりあえず
まだ先のことなので保留にしておいた

ケチなのだ

自分の懐から
出す気がまるっきりない

ふわぽわ母が
身体が動きにくくなって
必要な介助道具は
ほとんど
ふわぽわが買って送っている

お風呂のチェアから
お風呂の手すりとか
玄関用の椅子
さらには
ベッドサイドの手すり

ご長男は
ふわぽわ父が亡くなった時に
ふわぽわ母がもらった分を利用して
家を建て替えた
なのに
俺が建てたんや！と
豪語している

すごく不便
建築会社に文句ばかりいっていたから
いろんなところで
いじわるされている
（電気の配線が統一されていなかったり
水回りの配管がゆるゆるだったり
窓が規格サイズじゃないので
すべてオーダー
収納が極端に少ない
トイレとお風呂場の敷居がなく
脱衣所もない
天井が高いうえに
電球交換するのにかなり危険な場所に
設置されている電灯
さらに外側俺のフードが外れない）

こういう
不便さに輪をかけて
住人達は何か壊れても
直したりもしない
テレビ・エアコン壊れたまま
（ふわぽわ母のは
おととし新調した）
ウォシュレットの電池が切れても
文句を言うだけ

一緒に住んでいないので
不自由さは
もっとあるはずだけど
住んでいる人は
慣れちゃうのかしら？


九州行きの
フェリーをちょっと調べたら
これって・・・
「九州弾丸ツアー」の
券かしら？
おひとり様1万円
ずいぶんとリーズナブルだこと…

ふわぽわ
ちょこっとお船に乗って
お仕事したことあるからわかるけど

船は段差が多くて
足の不自由な人には
とぉ～っても大変なんだよ

車で入れば
まあ
エレベーターがあるけど
徒歩だと
タラップを上がらなきゃいけない上に
デッキと船内の段差が
ふわぽわには大変なの

ふわぽわ母もそうだけど
ご長男だって
ふわぽわが
足が悪いことは
見て見ぬふり
知ったところで
どうなるころでもない
という
スタンツ

「仕事休める日を教えろ」
だと～～～～！！

自分で
つれて行け！！
と
心の中で
叫ぶ
ふわぽわなのでした