善良な野良イヌくん

いまは、野良イヌはいないが、ま、めっきりなくなった

いれば、即、市の環境課のヤツが、通報で首輪をもってスッ飛んでくる。
野良イヌくんはあっけなく、ゴヨー、ギャハハ
で、サツショブン、
住民はスッキリ、さっぱり、めだたしめでたし。

むかし、そんな遠い昔でない、
この日本では野良犬と野良猫は、大量にはびこってた、

で、大量の野良犬と野良猫は悪さッしてたかってゆーと、

ぜ～んぜん、

人間様と、上手く共存共栄、ともに栄、共に繁栄してた

ま、難点は、イヌ糞がどこの路上でも、油断すると、靴底に、ギャハハ


しかし、どーゆーわけか、

あるときから、ヒト様が、この善良な愛すべき野良イヌくんを

オオカミ呼ばわりした、

オオカミ、こわイッ～、
あっちイケッ、シッシ、
よるなさわるな、くるな、アッチイケッ、シッシ

仕舞いに、ボーでつっつく、なぐるける、殴打する、

ぶったたく


寝ミミズの善良な野良イヌくんは、ぶったまげった

とーぜん

逃げる、隠れる、

あの共存共栄はどこに？

善良な野良イヌくんは、人知れず、

夜空の星に向かって、遠吠えしながら、涙を流す。


それでも、ヒト様の執拗な、追求は、とまらない、

とーとー、善良な野良イヌくんは、生きるために、決意した


それならソーと、こっちにも考えがある、


善良な野良イヌくんは、いきるため、

オオカミになった、


凶暴なオオカミになった




コレが、インフルインザ

コレが、癌

の、正体だ。


おまえの大好きな、クスリを飲みまくると



グレてやるッ