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~五輪という名のノン・フィクション~

2018年02月09日 23:46

~五輪という名のノン・フィクション~

シカゴファイア』シーズン3
ドローンとヘリコプター接触
大惨事に度重なる
修羅場が襲いかかる
ある消防士は云った
「空が曇っても雨が
降るとは限らない」



続発する深刻な数々のアクシデントに、真摯に、そして懸命に立ち向かい、各々が個々に希望を見いだす中、どうでもよゐ細やかな秘密だけが最後にバレる。

曇りで唯一雨が降る例がそれだ。

秘密を持っていた張本人も最後は開き直り、オープンにするというオチ。

曇り空のような出来事の全てが、もしも全部晴れたなら、さすがにそれは“出来過ぎ”ってことなんだろう。

フィクションとして、実に練り込まれた脚本だと云える。



だが、ノン・フィクションの現実では、時に“出来過ぎ”なストーリーが展開する。



五輪で云うならば、冬季長野での原田選手のジャンプが、正にそれ。



吹雪のため飛べず、“待ち”だった原田選手。



自分が飛距離を出せずに敗けた、過去の悪夢が脳裡をよぎる!

悪天候の合間、原田選手のために飛んだ控えのテストジャンパーが、120mの大ジャンプ

おいつめられ追いつめられての、極限のプレッシャーの中での大ジャンプ



あれをもし、映画かなんかの脚本として提出したなら、「出来過ぎ」と云われ“没”になるのは間違いない。

だが、事実だからこそ、多くの人の心を打った。







今回の五輪で、雲一つない快晴の選手などいる訳がない。

何らかの曇り空を心に抱え、それでも天気が崩れないことを信じ、雲間から射す一条の光を私たちに見せてくれることだろう。



だから私は、真摯に、そして懸命に闘う全ての選手から、かけがえのない大きな元気を頂きます。


















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このデジログへのコメント

  • mina.n 2018年02月09日 23:52

    わ!
    なんか、すごい感動的!

    オリンピックの見方が変わります。
    ありがとうございます

  • ウルトラ7 2018年02月10日 00:43

    > ☆mina☆さん

    とんでもない

    私はただ本当に選手の皆さんから元気頂戴しているだけなんです.

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