デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

コインキングに全てを奪われた

2017年11月06日 01:14

コイキングというポケモンがいる

「陸上ではねることしかできない最弱ポケモン」という、弄られポジションキャラだ。

コイキング単体のゲームがある。

「はねろ!コイキング

基本無料スマホゲーム

釣ったコイキングにエサをやって大きくし、ジャンプ力を競う大会で優勝を目指す。コイキングには成長限界があるが、世代交代すると限界値が引き上がってより高くジャンプできるようになる。

コイキングを釣る



エサをやってレベルを上げ、大きくする



限界まで育てたら大会に出る



コイキングが引退する



コイキングを釣る


が、このゲームの基本的なサイクルとなる。

なんとなくプレイしてみて衝撃を受けた。



本当に、「甲斐」が、無い。




基本的にプレイヤーがすることは時間経過でポコポコ湧いてくるエサをタッチしてコイキングにやるだけだ。ゲームを始めて10分で体験できることがこのゲームの全てである。

攻略に多様性はなく一本道で、効率のいい進め方と悪い進め方があるだけだ。

釣りをするときに「い、いったいなにが釣れるんだ!?」みたいな演出が入るのが腹立たしい。コイキングだよ。

プレイヤーの創意が生きるのは命名くらいである。しかし名付けも5代目くらいで飽き、「問いキング」「コイThing」「小粋ング」「ボニーピンク」など投げやりな名前に変わっていった。70代目コイキングの名は「梅ミンツ」だった。

ひたすらに同じことを繰り返すので、だんだんめまいがする。なんなんだこれは。

遊んでいると虚無感が全身に染み込んでくる。ああ、しょせん人生もこのコイキング育成の無限ループと似たようなものだ、なんと無意味であることか、と魚臭いニーチェ思想に目覚めそうになる。


で、

結論を言うと、初日に5600円課金した。



ん???????



気づいたら課金してた。課金してもエサがいっぱい出てくるだけなのに。なんか1日8時間くらいエサやってた気がする。あれ? おかしいな。

水着女の子もかっこいいドラゴンもない「こいつは珍しい金色コイキングだぜ!」くらいのことしか起きないゲームに、パッケージソフト1本ぶん支払ってしまった。あれれ~?


…そういえば初代ポケモンには「秘密ポケモンがあるんだ」とコイキングを500円で売りつけるオッサンがいて、当時ふつうに騙されて憤慨していたな。

十余年の時を経て、まさか自ら進んでコイキングに5600円払う人間になるとは。



課金したおかげでゲームはひととおりクリアして、今は卒業済みなのだが、実は後遺症が残っている。

あれ以来、並行して遊んでいたほかのソシャゲ類をやる気力を完全に失ったのだ。もう起動すらしてない。ソシャゲを遊ぶパワーを全てコイキングに吸い取られてしまったらしい。

面白味がないなどと思って申し訳ない。このゲームは、もっと根っこの部分に食い込んできた。


やめられないソシャゲがあったら、コイキング課金してみては?

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

ちゃんすり

  • メールを送信する

ちゃんすりさんの最近のデジログ

<2017年11月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30