自分磨きしてる？

【何時如何為る時も自分自身を磨くが如くすべし、それが珠玉の如く輝く最短の道】


これが学んだ大学を設立した学長の御言葉

『技術』『好奇心』の事で「努力して身に付けたもの」を活かし『変化』に対応し続けること。。。という教示なんだけどね。


普通の人間はそんな『尊大な意識』で生きられる訳ではないから「自意識」「美意識」というわかりやすいものでもって満足する。

これは「磨けない」言い訳がしやすいものでもあるんだよねぇ。
『特別』な事をやって『自分が特別』と思える相対的なもの。

違う言い方すれば「他人とは違う」事をやってるから「自分は他人とは違う」っていう事。

この考えの陥りやすい罠は
「他人がやってること」は【しない】事でも得られる意識なんだよね。

積極的に【出来ることをしない】事で『特別』と思える概念ね。

その【自分は出来るけれどしない】は行き着くところ【出来ない自分を造り上げてる】だけなんだけどね。


これの解りやすい例は
『リオ五輪』の「４００ｍリレー」
ファイナリストが１人も居ない日本チームは他国がやってない『バトンの受け渡し』を徹底的に磨いた。
それが【世界２位】＝【銀メダル】
※個人の力を磨けば【金メダル】も届く位置
にいった。
これは画期的な出来事で力で捩じ伏せた【銀メダル】
世界の陸上界はその快挙に驚愕しただろう。

ウサイン・ボルトみたいな天才が居ないチームでも【メダル】を獲得出来るという歴史的に見て達成したことないのを日本チームは成し遂げた。


【バトンの受け渡し】という１００ｍを走るうえではあまり重要視されない事でコンマ何秒を縮めるということを【磨いた】んだ。

そのコンマ何秒を早く走る努力すれば良いじゃん。。。
では『自意識』と『やってる感』は満足出来るだろうけど【結果】には繋がらないもの。

【自分磨き】ってそれと同じで地道さで『効果』が出るものなんだと思ってる。


話大きくそれるけれど
『最高性能の掃除機』を手に入れても「掃除」しなければキレイな状態は得られない。。。
除菌加湿器も水入れて稼働させなければ意味はない。
最高性能の車に乗っても基本運転動作しなければ最高性能は発揮させられない。



これは『人間の傲慢さ』に突け込んだ『サプリメント』＆『健康器具』『ダイエット』ビジネスが廃れない理由があるんだよね。

運動しなくても『筋力付く』
※ムリしなくても『腹筋割れる』
そんなはずないだろう。

ワンダーコアのスゴい所は【徹底的に腹筋運動】のみに特化して器具を作ったところ。

しかしながら腹筋割れても動く身体は得られない。

腹筋割れてなくても全身運動してる人には敵わないんだよね。


【自分磨き】する前に【自分自身】をジックリと眺めて『自覚』しないとイケないんじゃないの。
これが相対的でない【自分磨き】するには不可欠なんじゃないのかな？

【自分磨きに終わりはない】
これが学長の御言葉の真意なんだろうな。


個人的に『自分磨き』してるか？と問われれば
『自分磨き』してる時間ないから【必死に今出来る事を確りと大丈夫だと自分が思うちょっと上のレベル】目指して行動してるだけ。
すこしでも手を抜こうかな？と思うと自分の中の人が囁くんだよ。
「それで良いの？」