セーラーカラー

あぢいよぉ！

一度、誰かに「あんたにはシベリアンハスキーの霊が憑依してるんだろう」と言われたことがあるほど、耐寒性が高く、耐暑性の低い僕にとっては厄介な季節が巡ってきた。

まだ5月中旬なのに、夏日って、どうにかしてよぉ、と汗に濡れた頭を抱えたくなる。

でも、そう感じてるのは僕だけじゃないよね。

だって、衣替えにはあと半月ほどあるけど、家の近所の中学生も男子は黒い学ランを着ないで登校している子が多いし、女子にはちらほらと、紺セーラー服にまじって白セーラー服も見られるようになってる。

白セーラー服！しっ・ろ・せー・らー・ふ・くっ！

なにを興奮してるかって？いやぁ、日本人の男にとって白セーラー服は萌えの一基本形ですよ。それも基本中の基本！ぶるまが滅びちゃったから、余計にその度合いは高いかも知れない。だから、3月、4月のくっそ寒い時にも日本橋（にっぽんばし‐東京の三越がある方じゃなくて「大阪の秋葉原」ね）には、メイドリフレ改めブルセラリフレになったお店の女の子が白セーラー服で客引きしてるんだよ。

なんで、ちょいとアホなテンション上がっちゃう季節だよなぁ、と思ったものの、どうも様子が違う。

東京におった時のような、うれしいな、うれしいな、でもバれたらヤだなというときめきを、久しぶりに日本でリアル白セーラー服を見てもまーたく感じないのだ。

なんでだろう？歳のせい？

いや違う。

何か違うのだ。大阪のセーラー服は何だか違うのだ。

だって、ボディーも白、セーラーカラーも白なんだもの。やっぱり、白いボディーの胸から肩、背中の上3分の1くらいの紺色のセーラーカラーが作り出すコントラスト！あれこそが、このブルセラおやぢを萌やすのだ。

多分、セーラー服好きな男ってほどんどがそうだと思う。

そういや、僕の田舎にも市内で唯一、ボディーも白、カラーも白というセーラー服の学校があったが萌えなかったのを覚えてる。なんだか締まらないのだ。

香港の上は紺一色、スカートは白のセーラー服は余計に萌えない。逆やんかぁ！

まあ、いいけどね、中学だの高校の近所に住んでてるおやぢがその学校の制服に萌えるってのは、危険人物視されるリスクを高めるだけだから…却って萌えじゃない方がいいかもね…

白ボディー紺カラーのセーラー服を見たけりゃ、日本橋歩けば結構いるしね…それにスカート短いし…

そういや、大阪のJKってスカートかなり長めだよね。静岡や岡山なんてブルセラ雑誌から出てきたみたいな、かなり短いスカート多いのに…

校則のせい？それとも別の要因？