ルールは破るためにあるってよく言うけど

そんなルール―もまたルール！
堂々巡りでんがな？って言いたくなるよね

基本、守るためにある。
流派の伝統だったり、きほんを身に付けるためだったりね

自分が武道をやってるってこともあるけど
ルールっていうより、基本的な決まりごとね

これを守らないと、姿勢が乱れ、無駄な動作が繰り返される

舞踏でもそうでしょうが、習い事は練習といわず稽古という
なぜその言葉を持ってくるか！
この言葉、いにしえをかんがみるってこと

正確じゃないけどね！

特に、剣道について語らせていただくと命のやり取り
の中で培われたものだから、負けは即死につながる

そうならないためにはということで、昔の方々が無駄を省いた
所作事（動作の事ね）を取りきめて、隙のないように整理した
だから命がけの教えなんだと思う。

だから、勝ってもガッツポーズはしない。
試合でやると即取り消し1本にならない。
柔道とは異なるんだな。

オリンピック種目にもなって無い競技だけど
めったにテレビ放映もないけど、構わない

基本の構えがあり、基本の動作があり
打ち込んだ後の残心（文字通りに）がある。

これ大事で、息の絶える間際にもう一太刀来るかも
しれないから、油断するなって教えです。
念には念を入れろということ、それで切られたら
後悔するでしょってことなんです。

だから、ルールはまず守ること、これ大事！