高血圧は減塩

塩辛いものをたくさん食べて、寒い冬を乗り切る。

　生活の知恵ともいうのでしょうかね。

　だから東北地方の人たちは、高血圧で
　亡くなる人が多いのです。ほーそうなんか

　高血圧性疾患による、死亡者の県別ランキングを見ると
　その年にもよるのでしょうが、1位島根県，47位神奈川県。

　神奈川は早くから、生活改善指導としての減塩に、取り組んできた
　成果でしょう。
　そんなもん他の県でもやってまっせ。

　減塩と言う事で全国的に展開されて、40数年
　高血圧が増え続けているのは、何でだっしゃろう。

　2006年には5,810人だったのが、2011年には7,023人に増加
　しているのも、何でやろう。

　塩も水も人間には必要なものだから、不要なものは
　尿とともに外に出てしまうから、減塩をあえてする必要はないのです。

　余分な塩分を排出するのにはカリウムが有効です。
　カリウムはバナナ、メロン、リンゴなどの果物にたくさん
　含まれているから、塩辛いものが好きな人は、どんどん
　果物を取ればいいのです。

　細胞の形を維持するのも、体液の総量を、調整するのも
　ナトリウム、つまりは塩。

　腎臓が尿を作るにも、塩は重要な役割をするのです。
　筋肉の収縮を助ける、胃液などの成分として、働くこと
　なども、塩の仕事だと言えるでしょう。

　過度の減塩はかえって健康を損なう事になるのでしょう。

　高血圧患者の9割は原因が解からないから、
　はっきりと塩のせいだと言えないのに、短絡的に
　減塩すれば、治る的な思考もおかしいでしょう。

　とにかく分からないものにでも病名を付けるのがおかしいのですが、
　原因が特定できないものは本態性高血圧と呼ぶようです。

　健康ならば減塩は必要ない