５年間

普通に勉強をしていただけではないこの５年間。あたしは捨てようかなと考えていた。捨てればきっと苦しまなくてすむんだろうなと思ってた。でもあたしは捨てられなかった。だって他の人とは比べ物にならないほどの大切で、重い５年間だもん。この５年間、つらい事もあったし悲しい事もあった。もちろん嬉しい事もあった。あたしはそれをひっくるめて捨てて、なかった事にしようと思った。でも捨てようと思えば思うほど捨てられなくて、大切で。
だからあたしは、その５年間を守る事にした。なかったことになんてしないで、その５年間を胸を張って自慢して行こうと思った。
不思議な事にそれを決めたのは洗濯物をたたんでいる時だった。ふとあたしは何してるんだろうって思った。洗濯物なんていつでも畳める。道楽な話だけど、どうせ畳んであっても着る時にくちゃくちゃになっちゃうんだから畳まなくてもいいだろって思った。思った瞬間、今までどおりのあたしになりたくなった。その洗濯物を持って座っている時間すらも勿体無く感じた。そう感じてしまえばもう楽になった。みんなと一緒に居られる事がまた純粋にうれしくなった。これからもよろしくね、Ａちゃんたち。

ここ２、３日は本当に愚痴というか、醜い部分ばかりを書いてきました。そんな私に皆さんからいろんな意見を頂きました。叱咤激励となり、本当にうれしかったです。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。