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ドイツの車窓から

2006年09月29日 10:27

ドイツの車窓から

ミュンヘンより車で2時間ほど移動して、機械の製造会社に着きました。
時差のせい?か早起きだったので、午前10時前には到着し(もともと10時から11時に着くよ、と連絡していました)、無事調整用の機械を渡すことができました。
その場でちょっとみた限りでは、とりあえず動いてはいるようです。なので、機材と制御用PCを渡したらお役ごめんとなり、午前中にホテルへと案内してもらいました。

案内した人の話では「まだできて3ヶ月の新しいホテルで、うちに来たお客さんでは最初にこのホテルに案内するんだ」と気合がはいっているんだか実験台にされているんだか?よくわからない感じでした。
まだ10時台だったので食堂の人しかいなくて、チェックインは3時だよん、ということだったのですが、オーナーを呼んでくれました。
部屋の鍵だけもらい、宿泊カードの記入は午後(3時以降)でいい、払いも出発時でOK(カードでのギャランティもいらない)ということですが、一体一泊いくらか聞いてません ^_^;

まだ早かったせいか、案内してくれた人が「町の中心まで案内するよ」ということで、ホテルから町の中心(いろんなお店があります)まで一渡り案内してもらいました。
でも、小さな町なので30分もかからずに11時くらいにホテルに戻りました。私が「ヒマだし、一人だから列車にでも乗ってみる」と言ったら「じゃ、その道を行けば踏切があるからその左が駅」と教えてもらって別れました。明日8時半にその会社に行きます。
ドイツの朝は早いようです(8時ごろから仕事を始めるようです:もっとも通勤時間が日本の10分の1かもしれませんが;ちなみに夕方5時ごろにはちゃんと帰るようです)。

で、スーツケースを部屋に運び、カバンだけど背負えるタイプの小さなリュックガイドブック、それにGPS(駅から迷子にならないように)だけもって出発です。
意外とすぐ踏切に着き、駅も見えたのですが、何を勘違いしたか、踏切を渡ってしまってドツボにはまりました。結局駅の反対側から左右を確認して線路を越え、駅の正面に出ました。

さて、ここから比較的近い「リンダウ」という「ボーデン湖」に浮かぶ小さな島まで行きたいと思っています。駅にはチケット自販機のほかにみどりの窓口みたいなのもあったので、窓口へいってみました。英語が通じれば往復切符が買えるかも、と思ったからです。
さすがドイツ田舎町。Do youspeak English? の答は「ナイン」。9じゃありません。ドイツ語でノーです。仕方ないので地球の歩き方をみながらカタカナドイツ語で「....ナッハ・リンダウ」といったら、「ナッハ・リンダウ」といって、通じました。でも言われた金額がわかりません >_< さすが窓口のおじさん、すかさず紙に書いてくれて(4.60ユーロでした)無事支払いを済ませました。

ホームに入ると列車が止まっていて横に Lindau HBF とあります。リンダウ行きにみえます。ドアのスイッチを押して開けて、乗りました。でも心配なので、そのへんの人にさっき覚えたばかりのドイツ語「ナッハ・リンダウ?」で聞いたら答は「ヤァ」。ドイツ語で Yes です。すかさず「ダンケ」といって安心してがらがらの車内に座りました。
待てど暮らせど動きません。でもそのうち、隣の線路を列車が通過すると直ぐ発車しました。単線の行き違い待ちだったようです。

というわけで、今日の画像はその車窓からとったものとおもったけど、余りにも時間がかかるので後で(ああ、ポイントが)。間違ってオリジナルを縮小しちまいました。最初にコピーするのに、今日は見事に忘れました ^_^;

リンダウには昼過ぎに着きました。
前述のように、リンダウはボーデン湖という3国(ドイツオーストリアスイス)にまたがる湖にうかぶちいさな島全体が町になってます。観光客で思い切り賑わってました。観光案内所では英語が通じて小さなガイドをもらい、ついでに鉄道のこともききましたが、詳しくは駅で、としかいってもらえず、リンダウ駅で英語を話す人がいるのか?と聞いたら「ふつうは話す」ということだったので、改めて駅へ(って観光案内所は駅のお向かいだ)。そこで再び Do youspeak English? と聞くと、再び「ナイン」。がっくし。
明日、運がよければ朝8時半に用事がすむので、フュッセンという町に行ければいいな、と思っていたのですが、どういけばいいのか、直通切符を買って途中下車できるのか、とか全く情報が得られませんでした。

駅の中に本屋があったので、ドイツ鉄道時刻表でも売ってないか探しましたがみつかりません。レジおばさんに再び Do youspeak English? とやったら、今度は alittle ときました。駅より本屋のおばさんの方が外国人なれしているようです。で、ガイドブックにあった時刻表に相当する単語を見せたら、ないけど駅の発車時刻表なら、そこにあるよ、と駅構内へと親切に案内してくれました。ありがとうとはいったけど、私の知りたい情報はリンダウからの時刻じゃないんじゃあ!
と心の中で叫びました。で、一応帰りの時間をみてみると(1時半ごろでした;リンダウの町は1時間もあるけば一回りできます)。次は2時2分てのがありますが、早すぎるな、どこかで昼飯を食べ、チェックイン時間を考えると3時くらい発がいいな、と次のを探すと、なんと4時過ぎ。さすがにあと2時間半リンダウにいるのは暇でしかたない(船にでも乗ればいいのでしょうけど、一人ではつまんない)ので、2時のに乗ることに決心しました。

30分しかないので、カフェでお昼は忙しいと思い、駅構内にあったパン屋で食料と飲み物を調達することにしました。ドイツ環境問題に敏感で、ペットボトルや缶は、デポジットを 0.25ユーロ(40円くらい?)とります。カラの容器をレシートをもって買ったところに持っていくとデポジットを返してくれるらしいのですが、一介の旅行者にはそんなチャンスあるわけもなく、無駄に0.25ユーロとられます。それが悔しいので、紙パックで牛の絵がかいてある、牛乳とおぼしき500mlパックがあったので、それと、パンを適当に2種類(指差しながら「ダス・ウント・ダス」(これとこれ)で通じました)買いました。
ちょっと高いな、とは思ったのですが、歩き回って喉が渇いていたので早速牛乳を飲むとこれが牛乳にあらず、甘いコーヒー牛乳でした。
牛乳がほしい場合はちゃんと milch の表示を確認しましょう!また、パンも意外と量があり、1つ食べたら(これも甘い)もうイヤになったので中断しました(でも結局もう1つは帰りの列車の中で食べてしまいました)。

GPS というのは便利なもので、自分の位置がわかるし、あらかじめホテルの場所と乗車した駅の場所をマークしておいたので、帰りの列車が来た道を戻ることも確認できましたし、駅からは会社でもらった町の地図を頼りに中心街経由で帰ることもできました。ちなみにその地図にあった「白い道」のなかには「ほんとにこれかよ」というくらい細い道や、階段つきの道まで書いてありました。昼間はけっこう日差しも強かったのと途中でトイレに行きたくなったのとで、町の見物は早々に済ませて(また、チェックインした後夜飯を食べにくればいいや、と思ってました)ホテルに向かい、今度はちゃんと3時をすぎていたので無事チェックインできました。

でも部屋に戻って、今日の GPS データを整理したりした後、楽な格好になったら急に眠くなりました。そういえば日本時間ではそろそろちょうど日付のかわることです。ここで寝ちゃやばいけど、眠いな、でも一眠りすれば夜飯の時間かも、と思って寝たのはやっぱりやばかったです。目が覚めたらこっちの時間で真夜中でした。多分、部屋が寒くて目が覚めたか、日本時間で7時なのでいつもおきる時間だから目が覚めたかのどちらかです。いずれにせよ、今更晩飯は食べられませんん >_< 大きなホテルなら大技ルームサービスもありますが、田舎町なのでそれも無理。街中のスーパーで買った牛乳をのみ(500ml)、一緒に買ったビンビールの栓抜きがないので、どうしよう、とか思っている状態です(もっとも栓抜きがあったら、このログかかずにまた寝てたかも)。
実は部屋にコップがあったので、空の冷蔵庫かミニバーくらいあるだろうから栓抜きもあるだろう、なくても1階に11時まで営業しているバーがあるから、そこで栓抜きくらい貸してもらえるだろう、と思ってたのですが、部屋には冷蔵庫はなく、バーもこの時間じゃアウトです。
私の目の前に虚しく中身の詰まった開けられないビール瓶がございます(もっともアメリカでは、タオルや紙で王冠部分を包み、一ひねりするとあくのがあって「すげー裏技」と思って日本のビンでためしたら全然ダメでした)。

というわけで、今、おもいがけず1食抜かして悲しい気持ちになっております。
また、このホテルからは電話線でしかネットにつなげません。これがうまくアップできるかどうか今からドキドキものでございます。

目の前のビールを開けるべくタオルでくるんでひねってみましたが、さすがドイツ、びくともしません。部屋にあるのは木製の家具ばかりなので、机の角で勝負、というわけにもいかず途方にくれている、というのを今日のオチとさせていただきます(ただ意地汚いだけ?そうかも)。

追記:この田舎町からは電話線でしかつながりませんので、メールやコメはしばらくお休みします。いただいたメールはデジからのお知らせメールで読んでいます。お返事は2日ほどおまちください。

10月1日追記:車窓からの画像を載せました

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