- 名前
- たっちゃん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 歳より若くみれれがち、体力勝負のおじさんです。直接メールをやり取りできる方以外の人はパス
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女の人を拾った。
2006年09月23日 22:19
先日の雨の日の明け方四時ごろ、知り合いのところからの帰り道、自宅そばの電話ボックスの中でびしょ濡れでうずくまっている人がいたので、声をかけたところ、少年に見えた人がなんと女の人で、
「家の門限に遅れ、家に帰るとお父さんに暴力を振るわれるので怖くて帰れない」
と言います。更に、
「初めて会った人にこんなことを言うのはチョット変だとおもわっれるけど私はうつ病で、駐在さんのアドバイスで家の前まで行ったけど、家を見たとたんに吐き気がし、胃が痛くなったので、救急車を呼ぼうとしていたところです。」
と言うのです。
でも、そんなことをすれば更に殴られると思い、ボックスの中で、痛みにのたうっていたとのこと。
とりあえず、
「帰りたいなら送るし、どこかあてがあるなら送ってあげる、俺のうちは俺一人だけど、それでもかまわないならうちで休んでいっても良いけどどうする?」
と聞いたところ
「おせわになります。」
と言うので自宅に連れ帰りました。
シャワーを浴びさせ、着替えを与え、翌日、地元の警察署へ連れて行き相談員に事情を説明したところ、全く話にならず、
「とりあえず帰って、殴られたれしたら110番しなさい。」
と言われただけでした。しかたなく、市の女性センターに連れて行き、自立できる道とさしあったの避難場所の相談をしましたが、当然その日のうちに片付く問題ではなく自宅に連れ帰り、お父さんに連絡するように説得しました。
散々嫌がっていましたが最終的には近所の公衆電話から電話をさせました。
31歳の女性の門限が9時というのも理解の範疇を超えていましたが、
「時間を守らなかったことは君が悪いのだから、先ず謝りなさい。」
とアドバイスしたところ、それが功を奏して、お父さんも
「タクシーで帰ってこい」
と言うだけで怒っている様子も無く、彼女は泣きながら帰って行きました。
その後、メールが届いて
「父が、家の前で待っていてくれ、何も言わず家に入れてくれました。いろいろとありがとうございました。」
とありました。
今でも時々メールでいろいろな相談を受けますが、彼女の門限が6時になってしまったことを聞かされ、驚きをかくせませんでした。
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