大震災から１年目の今日・・・・・

今日（日付が変わってしまいましたが・・・）平成２４年３月１１で

あの東日本大震災の発生から１年が経ちました

皆様は震災発生の時刻

午後２時４６分にはどうされておいでだったでしょうか？

私はと言えば

午後２時４６分から１分間

東北地方の方角を向いて

黙祷を捧げておりました

微力ではありますが

亡くなられた方々の御霊が

少し、ほんの少しでも良いから

御慰め出来ればとの思いを込めて・・・


そして

震災から１年の節目に

世界各地で

追悼式典・行事が開催されたようです

しかしながら

そこで１つの違和感を覚えたのです

それは

日本国政府主催の追悼式典の事です

政府が追悼式典を行うのは当然のこととして

何故その場所が

被災地から遠く離れた東京なのでしょうか？

政府関係者が

本心で亡くなられた方々の事を思って追悼式を執り行うのであれば

その場所は

被災地をおいて他に何処にあるというのでしょう

天皇陛下のご臨席を考慮しての事かも知れません

であるならば

それはそれとして

別建ての追悼式として

政府関係者はやはり

被災地に赴き

追悼式を行うべきでしょう

その程度の見識すらないのであれば

民主党政府関係者は

政治家としての存在に値しない

まさに

「政治屋」でしかありません

正直

民主党には

ほとほと愛想が尽きました


また

東電の社長・会長は

被災者

特に原発周辺自治体の被災者に合う事すらせず

福島第一原発と政府主催の追悼式に往くのみ

怖くて逃げているとしか思えません

責任の重大性を心から認識しているのであれば

たとえ

罵詈雑言を浴びせられようとも

被災者の前へ歩出て

頭を垂れるべきでしょう


国も企業も正に

私利私欲の化身・権化と言わざるを得ません

その東電を庇う財界人もしかり

東電を庇い立てするのであれば

税金を源泉とする公的資金を当てになどせず

経団連なりなんなりが資金を出し合い

東電を支援すればよいでしょう

たかだか１０兆円かそこいらの資金

お偉い財界人の方々なら

あ～っという間にお集めになれる事でしょうから

それが出来ないと言うなら

偉そうなことなど言わず

東電などとっとと潰してしまい

新会社として再生させた方が

この国の為です

なにせ

東電関係者（全てとは申しませんが）は未だ

原発事故を

「想定を超える震災のせいだからしょうが無い」

「私たちだって震災の被災者なのに・・・」

としか思ってはおらず

反省などしてはいないのですから・・・・

末期の日本航空と似たようなものです

巨大なガラパゴス組織なのです

少し言い過ぎでしょうか？


また

今回の震災→原発事故を通し

原発の立地している地域の人々もそうでない人々も

再認識すべき事があります

それは

例え理由が何であれ

一度原発が事故を起こせば

長年にわたり住みなれた故郷や

日常を

一瞬にして奪われてしまうのだという現実です

加えて

低レベル放射線を受け続けて生きてゆかなければならなくなるという

現実

さらには

原発建設コストを低減するために

意図的に想定のハードルを下げられている原発が存在するのだということ

アメリカの福島第一原発と同型の原子炉の非常用ディーゼル発電機は水密ハッチを備えた建屋に設置されてい

るにも拘らず日本のそれは普通の建屋（＝水密性なし）に設置されていたり

活断層の真上に建設されているにもかかわらず活断層は存在しないとされていたり

はたまた

軟弱な砂岩上に建設されているにもかかわらず強固な岩盤だとされていたり

例をあげれば枚挙に暇がありません

私たちはその現実を認め

これから原発とどう向き合ってゆくのかを

真剣に考えなければなりません

それでも原発と共存していくのか否かを・・・


以上、今日のおっさんの戯言でした＾＾