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「手紙」レビュー☆

2006年09月19日 00:02

「手紙」レビュー☆

8点!!玉山鉄二山田孝之主演。沢尻エリカ出演他。兄・剛志(玉山鉄二)は強盗殺人で服役中。数度にわたる引越し転職。掴みかけたのに鼻先をすり抜けた、夢。はじめて愛した女性吹石一恵)との痛切な別離。兄貴がいる限り、俺の人生はハズレ。そんな直貴(山田孝之)をずっと見守り、常に現実から目をそらさず、日の当たる場所へと引きずり出したのが由美子(沢尻エリカ)だった。しかし、彼女とのそのささやかな幸せが再び脅かされるようになった時、直貴は決意する。 ―塀の中から届き続ける、この忌まわしい「手紙」という鎖を断ち切ってしまおうと…。断ち切られた兄弟の絆。希望なき世界を彷徨う人生。いつか罪は償われ、傷は癒されていくのだろうか。犯罪とは、刑罰とは何かを世に問いかける魂の人間讃歌!一見テレビの2時間刑事ドラマの匂いもしますが、中身は「罪を犯すとはどういうことなのか、刑罰とは何なのか、真の更生とは―」(原作者東野圭吾)と「人はひとりでは生きていけない―。優しさや希望を失った心に響く、兄弟と彼らに関わるすべての人の人ってまだ信じられるよね。という心の通い合い」という2つのテーマがしっかりと描かれています。原作の内容が濃いから、はしょってしまった部分もかなりあり、やはり原作を超えるにはもうちょいって感じでしたが、後半はやはり号泣必至。兄弟は互いを思い合っているのに、思い合った末にこういう結末しかないのかと。これが罪を犯すということなのかと。涙しました。バカみたいだけど、私は、犯罪の罪というのをこの「手紙」のような視点から見たことがなくて原作・映画ともに「直樹や直樹の大切な人が苦しむこともすべてそれが剛志の罪なんだ。」という言葉に改めて罰とか差別について考えさせられました。地味だけど一見の価値ありです☆2006年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2006年10月29日 00:41

    原作は素晴らしいです。

  • ユリ 2013年05月18日 00:33

    > GRAYさん
    沢尻エリカさんは「SHINOBI」のときが一番かわいいです。どうしてヘルタースケルターになってしまったのか(--;)

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