美形カップルそれだけでなく…。

日本で今ブームになりつつあるといえば、ブータン王国ですね。
ニュースやワイドショーなどでも連日報道されていますが、31歳とまだ若いのに頼もしさまで感じるハンサムなワンチュク国王と、知的かつ爽やかで時折みせる笑顔がとてもキュートな21歳のペマ王妃。
福島の小学校に訪れたとき生徒と和やかな時を過ごされて子供達に勇気と希望を与える言葉を投げかけていました。

11月20日までの日程で、国賓として初来日の国王陛下と王妃陛下が、その外見だけでなく内面からも「ステキ」と評判になっています。

10月13日にご結婚されたばかりで、今回が新婚旅行と初の外遊という初々しく仲のよい美形カップルとあって、豪華な民族衣装を纏うお姿に「美しい～！」と見惚れてしまった人も多いと思いますが、特に、17日に開かれた国会での歓迎会で国王陛下が行った演説は、その深く温かい言葉が感動的と話題になっているんです。
何度も言いますが、魅力的なのは外見だけでなく、内面もそうです。
　
13分にも及ぶ演説は、外交樹立25周年を迎えた日本とブータンの友好親善を願うものですが、なかでもそのメッセージの力強さに大きな感銘を受けるのが、3月11日の東日本大震災への追悼と、復興を目指す日本国民への祈りの言葉です。ステキな言葉なのでいくつか引用しましょう（全文はガジェ通を参考ください）。
「私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。（略）いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大 きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています」
「皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。（略）すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。（略）そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。（略）」

衆議院TVビデオライブラリで通訳を通して実際の言葉を聞く事が出来ます。

恥ずかしながら、heroは、演説を聞いていていつの間にか涙が流れました。
その後、聡明と言うか心が洗われた爽快な感じというのか、スッキリした状態になりました。

こんな男性が目の前に現れたら、逆立ちしてもかなわないでしょう。

因みに、ブータンは、世界で唯一チベット仏教（ドゥク・カギュ派）を国教とする国家で、人々の外見や気候などが似ていることから日本に親しみを持っている人が多い国ですが、ワンチュク国王も、オックスフォード大学留学中に「日本・ブータン協会」を設立するなどの親日家なのだそうです。

今回の演説には、日本との連帯や支援を表すハートフルなメッセージもあり、最後には、ブータンの言葉である「ゾンカ語」による祈りをささげてくださいました。

心の充実を追求する「国民総幸福量（GNH）」という考え方に基づく国づくりで知られるブータンだけに、国王陛下の思いやりと愛情のこもった演説は、日本と日本国民をも幸福にしてくれるような気がしますし、嬉しくなりますよね。
ちなみに、ブータンというのは英語での国名で、現地の言葉では「ドゥク ユル」、電龍の国という意味を持つのだそう（今回の王妃陛下の民族衣装にも白い龍が描かれていたりしますよね）。

来年は「辰年」。龍のように力強いメッセージで日本の復興を応援してくれるブータンは、これからもブームが続きそうですね。

小学校のとき、社会の時間でブータンという国の名前を初めて聞いて、その名前のインパクトの強さで忘れませんでしたが、日本と国交が深いとは初めて知りました。




今日のメルマガです。

いくら力を持っている人間でも威張るようでは三流です。

力を持っている人間が、謙虚だからこそ一流なのです。

「あんなに凄い人なのに威張らないなんて立派だね。」

みんながみんな、そう思うから、ますます名誉を授かり、

謙虚でい続けるので、ますます名誉を授かるのですね。


・早い話が、威張る人間ほど 三流だということです。
超一流の人間は、いちいち威張ったりしません。それで当たり前だと思っていますから。

・どんなに立派な功績を残しても 威張るようでは所詮、三流なのです。
なぜなら、威張るためにやったことなど、皆、偽りの功績だからです。

「何事も謙虚が一番です。どんなに威張ってみてもやはり、上には上がいるのですから。」


ワンチュク国王とまでは行かなくても、向上心を持ってお互い頑張りましょう。
お相手は、heroでした。