いよいよ夏去らんとす

　今年の夏ももう終わりを迎えようとしている。
この時期に毎年思うのが「この夏は楽しかったような楽しくなかったような…」
要するに，「まぁまぁだったなぁ」のような感覚である。
性格的にかどうかは分からないけれど，旅行などでは出来るだけはしゃいで（←大人げない？）楽しもうとするので，その時はメッチャ楽しいのだが，帰ってくると一気に気持ちが冷めてしまう。
だから，夏全体を思い返すといつも，そんな感覚に襲われる。
逆に言えば，つまらなかった夏，というものも感じたことがないように思う。
何をやるにしてもそれなりに楽しみを見つけて，その中で最大限楽しもうとしてしまうのかもしれない。
ま，得な性格なのかな。
ただ，今年の夏は１つだけやり残したことがある。
それは，「帰省」…。
母親や父親，祖父には大変申し訳ないなぁと思いつつ，「爺ちゃん，まだまだ長生きしてくれ！」という想いもあり（←完璧に言い訳），今年は帰省することはなくなった（年末も）。
田舎を離れて早や十数年，もはや昔の友人たちはかつての住まいからは移転したり，新たに住居を構えたりと，ほとんど消息も分からない。
個人的にはあまり帰っても楽しみがない，ということも，帰省するのをためらってしまう１つの要因かもしれない。
色々な人から，「帰省すべきだ」という意見をもらったにも関わらず，結局帰省しないことにした。
次の夏には帰省をした上で，「まぁまぁだったなぁ」という夏の報告を出来るようにするかな？多分。

　皆さんは，今年の夏，やり残したことはありませんか？