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中野のライオン

2006年08月03日 16:31

今日はちょっぴり真面目なログで。


ある方のログと、そこに貼られてる写真をみて思い出しました。

ログの内容は
引っ越し先の部屋のすぐそばを電車が走る』
というもの。


そこで私が思い出したのが、向田邦子の「眠る杯」という本に掲載されてる
中野ライオン」という話。

作者が通勤途中に、電車の窓からライオンを見た。
部屋の窓からタテガミをなびかせるライオンを。
通り過ぎる一瞬の出来事。
結局、本当にライオンを飼ってた人がいたから、見間違いではなかった。
という内容。

車内から見る光景は瞬間瞬間で違ってて、同じ景色でも二度と同じ光景はないんですよね。

それはすべてに通ずることだけど、
特に、不特定多数を毎日乗せて動いてる電車なんかだと
光景の種類も不特定に多数なわけで。

そう考えたら、何気に過ごしていても日々違う一日なんだなって
しみじみ思ってしまいました。


----------------------------------------------------------

けいじ さんへ
  ★
たぶん同じように自分も変っていってるんだと思いますよ。
変らないと対応していけない世の中だと思うし、人間関係についても年齢相応に変っていくものかと。
でも、変ってゆくことを自覚して、ずっと変らないものをどこかで持っててたい、持っててほしいと願うことは大切ですね。

このデジログへのコメント

  • けいじ 2006年08月03日 21:18

    電車の窓から見える風景が変わるように周りにいる人が変わってく。あの人は何してるんだろう?

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