アイの物語（小説）

1年程前にこの小説の紹介を見て読みたいと思ってました。
・・・が、ケチな私は古本で出るのを期待して、足しげくブックオフに通ってました。

先週の公演前日に、ふと豊橋のブックオフに寄った時にそれはあったんです。・・・逢ったんです。

もちろんこの小説を即買いしましたよ！
でも、公演前で小説読みふけるなんて不謹慎な事できないので、
公演後の楽しみにしてました。
（結果的には、結局本番でミスしたんですが(^^;）

で、今日読み終わりました。・・・私はやっぱり山本弘さんの小説好きだわ(^^)

大学・仕事と理系の私には、そっちの内容も面白く読ませていただきましたが、基本的にこの人の倫理観・宗教観は私と似通った所があり、共感できます。

ネタばれになるので内容にはふれませんが、本の紹介文は以下の通り

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人類が衰退し、マシンが君臨する未来。
食料を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。
戦いの末に捉えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした６つの物語を、毎日読んで聞かせた。
アイビスの真意は何か？
なぜマシンは地球を支配するのか？
彼女が語る７番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていた。
機会と人の新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。

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もともと東工大出身のがちがちの理系作家なので、物理学の用語が多々出ますが、それを無視しても十分面白い話なので、読む価値ありですよ！！

作者の策略にはまって、『語り部』になりそう・・・