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インセプション

2010年08月03日 01:35

インセプション

人は

現実から逃れるためにえーがを観ます

夢は

現実より過酷な本質と向き合うために見るものでもあります

現実から遠ざけられた無意識と出会う場所に夢があり

日常をしばし忘れる幻想としてえーががある

そう考えると

えーがは夢に似ているね


そして

複数の人間が同じ夢を共有するこの作品の光景

まるで

えーがのようです


『インセプション』(2010年アメリカイギリス映画)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ジョセフ・ゴードン=レヴィット エレン・ペイジ トム・ハーディ キリアン・マーフィ トム・べレンジャー マリオンコティヤール ピート・ポスルスウェイト マイケル・ケイン


アイデアを植えつけよ

コブ(レオナルド・ディカプリオ)が資本家サイトー(渡辺謙)からそんな依頼を受ける

人の頭の中からアイデアを盗み出すことに成功してきたコブだが

逆に植えつける行為に成功したことはない

選りすぐりの仲間と共にコブは最後の仕事に挑む




現実ではまだ未知の世界を

“仕事”や“研究”としてしまっているこのおはなし

なんだか『ドラえもん』の世界みた~い☆

というのがアタクシの印象(笑)

夢に乗り込んでアイデアを植えつけるワケですが 

これは是非

いつでもどこでもお昼寝ができるのび太君にやってもらいたいものですワ☆


というのは半分冗談で


クリストファー・ノーランといえば

メメント』(記憶障害のおはなし)や

インソムニア』(睡眠障害のおはなし)

など 

精神を患う主人公を

複雑な物語で描いてきた方でもあり 

今作品も一見複雑です 


一度観ただけでは細部まで理解することはできない作品でもありますが

それをもう一度確認したいという妙な中毒性をも含む物語でもありました


けれど

このえーがの面白い点はストーリーよりも

複雑なストーリーに絡めた独特の映像世界に魅力があると思うのです


クリストファー・ノーラン

ダークナイト』の監督でもあります

ダークナイト』を4回もえーが館に観に行ったアタクシは

今回の奇抜で豪快でシュール雰囲気はかなり気に入りました


その 目まぐるしく変わる映像は

正に『夢の世界』


アジアだったり

無重力だったり

銀世界だったり

土砂降りだったり


海岸の断崖のビル郡が

朽ち果てていく様子


人のいない高層ビルディングを遠景に

ディカプリオとマリオンコティヤールが歩いている光景


描かれている世界観

カタストロフィーなんですよ


秩序が崩壊した混沌から生まれる

不安定な世界のような


不謹慎なんだけれど

少しワクワクしていて

もっと凄いことが起こらないか


という

フィクションというものを観るに当たって

芽生えてくる欲望を大いに刺激する

素晴らしい映像だと

アタクシは思いました


アタクシはえーが館の設備のことは考えず観に行って後悔したのですが

この映像は是非!!

設備の良いえーが館で観る事をオススメいたします!!

今度はIMAXシアターで観ますワ。。。





最後に

一見 複雑なストーリーに見えるこの作品

それこそ

ドラえもんみたくシンプルなオハナシにしてくれればいいものを

なんで

こんなにわからなくしたのかわからない(笑)

って必死にストーリー追いながら思ったものですが


全てはインセプションであり


ラストシーンを見て改めて

いいえーがっていうのは

ラストシーンが素晴らしいんだと

認識させられました

このデジログへのコメント

  • コバ 2010年08月08日 22:35

    相変わらずBBさんらしいログですね。そこまで映画の行間を観つつ楽しんでいるところ敬服します。

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