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ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション

2010年05月24日 08:28

trailer filmで観ていて、なんとなく面白そうだけど、なんとなく・・と思っていました。DVDで観て、その勘は的中!

なんとなく面白いけど、それで・・・という程度の面白さ。
ドキュメンタリーだけれども、それをCGを使ったアニメにするためか短くしすぎて、とにかく具がなくなってしまった鍋状態。

この映画自体も短編アニメーション部門でアカデミー賞を獲得したものなのですが、題名のライアン・ラーキンというアニメーターも昔々、オスカーノミネートされたらしいのです。
DVDに入っていた、ライアン・ラーキンの初期のアニメーションを観ると、それはそれで凄いアイデアリズム、躍動感、生命観、神話世界観などを見出すことができるのですが、その後、コカインアルコールなどに飲み込まれて、路上生活で小銭をねだるだけの生活を続けた人物を描くには、本編は短すぎたんじゃあないかなと思います。むしろメイキングドラマの方(これもDVDにもはいってますし、映画館でも上映されたはずですが)が何倍も面白かったです。何が面白いかというと、普通の人生を捨てて路上生活に入るという決断をした人の思考方法を知る意味でですが。このライアン・ラーキンにアニメーション作りを再開させて、作った(本当は彼は惜しくも死んでしまい、共同制作の形になってしまったのですが)『スペア・チェンジ 小銭を』も奇妙な風味の小品です。

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