逃がした魚は小さい。

学生時代に告白をされて、イマイチな感じに振った女性と社会人になってから、再会。キレイになっていて、そのときを後悔したという話を同僚から聞く。

なるほど、時間経過の考慮がなければそうでしょう。金融機関に勤める人間としては甘すぎますけど。時間価値の算出は基本です。

そのとき付き合っていたら、キレイになるまでの間、イマイチな状態の彼女と時間の共有が必要である、という点から考えると、そのときお断りしたことは正解といえるでしょう。

イマイチであるが、磨けば光ると思えば付き合えばよい訳で、結局のところ本質的な価値を見出す能力が問われるのである、投資も恋愛も。

今、彼がすべきは『逃がした魚は大きい』などと悔やむことではなく『大きくなって帰ってきた』とアグレッシブな姿勢で臨むことである。ヘコんでいる場合ではないです。

イマイチの彼女も、他の男性と付き合って勉強したり自分でキレイになる努力をしたから、今のポジションになったのでしょう。

周囲から彼女が『付き合ってからキレイになったと言われた』と言われるように、女性を磨けるオトコになりたいものです。