マズくても食べ物は食べ物。

ええ、そういうスタンスで臨んできたんだけどさすがに今回はキツかった。

いや調理法がどうとかのミスじゃなくて材料の「２日炊飯器で放置したご飯」これがね。

釜の縁に沿ってだいぶカピカピなのは分かってはいたんだけど、「熱と水を加えると再びベータ化（食べられるようになる）する」とどっかの本で、まあ「もやしもん」なんだけど読んだから思い切ってこれでチャーハンを作ったんだ。

...うん、チャーハンなんだ。

炒めちゃったら熱はともかく水分は補給出来ないじゃんっ！
と気付いたのはまあだいたいいい感じに炒め終わった頃くらいかね。

うーん、どうしよう。

しかし出来てしまったものはしょうがない。覚悟を決めて喰う。
が、堅い。えらい堅い。

涙目になってきたのでこりゃもうなにかで誤摩化すしか無い。
なにで誤摩化そう、マヨネーズ等の強い調味料？
いやここは酒しかない。

日本酒と共にかっこむとあら不思議、堅いもマズいも酔いとともにどうでもよくなるではないか！
...それでも胃がもたれてきたらそれは酒が足りない証拠。
今度は焼酎をストレートで流し込む。

焼酎があらかた無くなる頃にはその問題のチャーハンも姿を消す。
うむ、めでたしめでたし。

...あとは胃の中で暴れている旧チャーハンをどうするかなんだが....。