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死ぬということを理解すること

2006年05月31日 16:31

 テレビを見ていてたまに思うことがある。
「あぁ,そんなことってあるよなぁ」ということが…
昔,日曜日の朝に「おジャ魔女どれみ」という子供向けのアニメがやっていたが,それのシリーズの1つで,こんなシーンがあった。
一緒に遊んでいた友達(魔女になりたいと思っていた子で,ガンと闘っていた女の子)が突然死んでしまい,それを伝えに来た母親の言葉では「死んだ」ということが分からないらしかったが,その母親から,その娘と一緒に使っていたトランプを渡されたときに,初めてその友達が「なくなった」ということを理解できた(ように見えた)。
「死ぬ」ということほど実感をもって理解するのが難しいことはないと思うが,それは「死んだ」という事実を伝えられるよりも,一緒に使っていた何かや,その人の大切にしていたものを渡されたりしたことによって,言葉に尽くしがたい衝撃に襲われるのではないかと思う。
特に,子どもにとっては受け入れがたいものだと思う。
少し前に,自分に近しい人間が死んでしまったが,未だに実感がない。
それに,最近頼んでもいないのによく夢に出てくるようになった。
まだ自分の中ではヤツは死んではいないようだ。
一緒にやったトランプもないが,ヤツとの思い出が山ほどある。
ただ,これから出来る思いでの中にヤツはいない。
そういうことか…なんて思った。

 皆さんは,自分の中で死んでいないヤツらを抱えていませんか?

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