予習よりも復習

この前
「家庭教師はお金の無駄遣い」
と言っている人がいました。

理由は、１時間で2,000円近く払っているのに 大半は子供が問題を解く時間なので、家庭教師は指導よりも 見張りの役割が大きいということ。

その人いわく
「家庭教師を頼むぐらいなら 指導の上手い先生のいる塾に通わせた方が良い」
とのこと。

その指導の上手い先生というのも 教え方が上手という事ではないようです。

いかに子供が、文法や公式等を体に覚える事ができる指導ができるかということみたいです。


算数が良い例ですが、公式を教わったら 脳で覚えるのはすぐにできますが、それは一瞬の記憶でしかないので、体が覚えるまで その公式のドリルを解く事が大事なんだそうです。

もっと言えば、テストが返ってきたら そのテストで１００点がとれるまで何度も解くことが、その後の「分からない」にならないということです。



授業やテストで良い点をとるために 予習や勉強をする人が多いと思いますが、本当はテストで間違えた所を覚えるまでやることの方が入試での高得点の近道のようです。

ただし、文章問題を解くのが遅いというのはキーワードを拾うのが遅いということなので、たくさん問題を解いて コツをつかむ事の方が大事ですが…


あと、英単語や漢字は 暗記力の問題もありますが…