韓国の歴史教科書の話（近代史に飛びます。）

韓国の中世の歴史にも突っ込みどころ満載なのですが、（秀吉の朝鮮出兵とか朝鮮通信使とか）まあ当事者同士の問題なので。

近代まで飛びます。

日本でいう幕末から明治時代、李氏朝鮮は清国の属国でした。
というか、歴代中国王朝の属国を１０００年間続けていたわけですが。

当たり前ですが、そのような屈辱の歴史は教科書に書かれていません。

で、写真は１８８０年前後のソウルの街並。
属国の惨状が窺えます。
わらぶきの掘っ建て小屋が、庶民の住まいです。
屋根だけで、壁も無い「住宅」です。
江戸時代の日本、どんな田舎の貧乏百姓であっても、ここまでの有様は無いでしょう。

当然ながら、そのような屈辱の歴史は・・・以下略。

正直、属国の歴史など日本には関係ないわけですが。

そのうち、１８９４年、様々な各国の思惑のなか、（めんどくさいので略）日清戦争が開戦します。
日本が勝利したのは史実の通りです。

重要なのは、下関講和条約の中身。
条約の主な内容は次の通り

1.清は朝鮮が独立国であることを認め、独立自主を損害するような朝鮮国から清国に対する貢・献上・典礼等は永遠に廃止する。
2.清は遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本に譲渡する。
3.清は賠償金2億両（テール：約3億円）を金で支払う。
4.清と欧州各国間の条約を基礎に日清通商航海条約を締結する。
5.新たに沙市、重慶、蘇州、杭州の4港を開港する。

よろしいでしょうか？
最初の条文を良くごらんください。
朝鮮の独立は、この戦争によって「日本に」してもらったわけです。
韓国が（朝鮮が）自分で成し遂げたものではない。
日本としては感謝されても、文句言われる筋合いは無いはずのもの。

そしてこれ。
「朝鮮国から清国に対する貢・献上・典礼等は永遠に廃止する。」
朝鮮が清国の隷属国であった証です。

当たり前ですが、この第一条は、韓国の歴史教科書には書かれていません。第二条からは、自国に関係ない問題ですから当然載っています。

韓国の教科書では全否定どころか事実を隠蔽しています。

それは、日韓併合を都合よく「侵略」に見立てるための布石でもあるわけですが・・・。

で、これ（第一条を消せというトンデモな認識）を日本の教科書にも強要しようとしているのが教科書問題なのですが・・・。

こういう風に直せとおっしゃる？
ご冗談でしょ。