民主党金くれ～

こんなにみんな金くれくれになったのは、
貧乏人と一部の金持ちという、ちょっと頑張ったくらいでは
埋め難い格差が各世代で固定化しつつあるからだ。

みんなが貧乏だったら我慢できる。
だけど、他人を踏み台にしてでも儲けててる奴がいて、
儲けは株主で分け合い、社会には還元しないのが
良い経営者という、とんでもない欲望資本主義がはびこった。
挙句にそいつらの欲望風船がぱーんとはじけたら、
貧乏人は仕事さえ奪われた。

それが、いまの状態。
どうしたらいいか。

弱肉強食経済を止めることだ。
具体的には、人生のスタートをなるべく
同じ経済条件にすること。
貧乏な家庭に生まれても、ある程度の努力をすれば（死ぬほど
じゃなくても）大学教育まで経済的負担なく受けられること。
大設けしたら沢山税金を払って、社会に還元すること。
（金なんていくら欲してもキリがない。）
それが美徳とされる社会を築き、スタンダード化して
世界に輸出すること。

強いものが弱いものを当たり前に助ける社会を目指す事。
知的障害者であろうが身体障害者であろうが、精神障害者
であろうが、老人であろうが、健常者と同じように社会参加（その人なりの）が経済的負担無くできること。
誰でも死ぬ瞬間まで、人間的尊厳を守られて生きることができる
社会を目指す事。

そういう社会を目指す国民的合意ができて、その実現が
担保される政策を行う政権であれば、消費税がたとえ２０％
くらいまで上げると（但し、食料や日用品は除く）言っても
支持を得られるだろう。

経済成長を相変わらず目指す事は、地球の資源をひたすら食いつぶすこと、が前提である。その道の最終目的地には破滅しかない。
人類は資源をいかに節約し、長くその存続を保つかという視点に
思考を切りかえる時期を迎えているのだ。