鍵が開かない

今度の日曜は何の日でしょうか?
普通の人は選挙の日というでしょうが、うちの会社は電気設備点検の日です。
ということは、停電になります。
ということは、金曜までに停電になってもいいようにしておかなければなりません。

結構停電ってのは困るもので、例えば冷蔵庫や冷凍庫に入れているものはどうなるか、と考えただけでも悩みます。
他にも、最近は24時間稼動している計算機もあります。これがいきなり電気が切れるとどうなるでしょうか？
今の時代、パソコンでもいきなりぶっちしてはいけない、と理解する人が増えてはいますが、目に付かないところにある機械には想像が働かない人が多いのも事実です。

私は、うちの部署の計算機の面倒を見ていますが、機械物は動いている時は何でもなくても、一旦止めてまた起動させるとなんかしらトラブルが起こったりするものです。
おかげで、木曜は、以前私が導入した機械の不調（動いてはいるのですが、だましだまし）のためバックアップをとる羽目になり、夜遅くまでかかりました。

で、金曜は、停電の準備のため、計算機を止めないといけません。
うちの部署の計算機は、以前は部署にあったのですが、上司が「場所が無駄」とのたまわり、大きなマシンは計算機ルームに移しました。

ここからが表題の話です（引っ張りすぎですねぇ）。
計算機ルームは、夜間になると誰でも入れるわけではなくて、カードキーを登録した人だけが入れます。
私はもちろん登録してあったので「あー、めんどうくせぇなぁ、今日はなるべく遅くまでいないといけないんだろうなぁ」と覚悟はしてました。
でもわがままな上司が「誰か近いやつに明日の夜に落とさせろ」とか言い出し、選ばれた犠牲者に私が「じゃ落とし方を教えますから」とやり方を伝授すべく計算機ルームにご案内となりました。

んで、計算機ルームに行ったら、カードロックの機械が新しくなってます。
以前のはカードをスライドさせるやつでしたが、今度はタッチさせるやつです。
いやーな予感がしましたが、カードをかざしてもエラーの表示が出るだけ。これでは明日来ても中に入れません。
セキュリティは万全ですが、ここへきて「あれ？すると、もうこの部屋にはいれないんじゃ？？」と相成りました。

天の助けか、ちょうど中で作業していた（同じように計算機を落としに来た）人が出てきたので、入れ替わりで中に入れましたが、これがラストチャンスかもしれません。
そのまま機械を落としてしまいました。この部屋に入れない限り、月曜の朝まで起動もできません。
「ま、仕方ないか」ということで、終わりにしました。上司はご機嫌斜めですが、下々の者は楽になりました。

多分いつかどこかでカードロック装置が新しくなったから再登録しろ、というお知らせが来てたのでしょうが、うちの部署の人は誰も気づかず、思わぬトラップにはまりました。

おかげで、月曜は少し早めに出勤しないといけないのかぁ、と悩んでいる今日この頃。

全然関係ないですが、最近は家賃を払わない入居者の部屋の鍵をロックしてしまう装置をつける大家もいる、という話を思い出したのでした。ちゃんちゃん。

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本日の画像は「ブルーベリー＆ヨーグル」です。ヨーグルトかと思いきや、「ト」がありません。今画像をみて、初めて気づきました。
でも、味のほうは特別どうということもなく、普通でした。