俺漫５４

こんなアパート生活って現代じゃ少ないんだろうな


『麒麟館グラフティー』（吉村明美/プチコミック）



北海道、古ぼけたアパート。麒麟館。
管理人を務めていた曾祖母が亡くなり、新しく管理人としてやってきた森川妙。
真夜中麒麟館へ向かう途中に、道の真ん中で熱を出しうずくまっている女性を助ける。
翌朝、彼女は妙が3年前まで片思いをしていた先輩、宇佐美秀次の妻･菊子であると判明。
菊子は秀次と喧嘩をし、家出してきたと言う。帰りたがらない菊子を迎えに来てもらおうと、秀次のもとへ向かった妙は、今まで知らなかった彼の一面を知り軽蔑する。
菊子にも「気の済むまでここにいればいい」と伝える。

妙、菊子、秀次、麒麟館の住人らの切なくも温かい物語。


こうゆう群像劇は大好きなんですが、なかなか面白いのって少ない。
でもこれはオススメ。
脇役の麒麟館の住人達がもうとても魅力溢れてて、こっちの方が楽しいんじゃない？ってぐらい＾＾；