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12th Shin Yokohama Part 16 「嫉妬」よりも

2018年07月22日 19:17

12th  Shin Yokohama   Part 16  「嫉妬」よりも

嫉妬」よりも「復讐」の方が
いまの心理にはふさわしかった。

眼の前で性器をさらし
よがり狂う人妻を眺めていると
由香に絡めとられた女の
悶え狂う姿が重なってくる。
それを振り払うために
卑猥な行為に没頭すると
アクションのひとつひとつが
なぜか乱暴になってくる。
いつもなら、しつこく前戯をくりかえし
挿入前快感の波で襲うのを信条とするのだが
今度ばかりはいきなり性器をつないだのも
どこかに屈折した心理があったからかもしれない。

もっとも、この淫乱人妻
いきなりの挿入
新鮮な刺激として歓喜しているようだったが…
大きく股を広げて
性器をぐしょぐしょに濡らしながら
オナニーを見せつけているベッドに上がり跪くと
さっき抜き去ったペニス
半開きの口の中に突っ込む。
いつもはこんな乱暴な行為はしないのだが
ひどく気がたっていたし
気がたっている自分にもいらついていた。
だから、「うぐっ」という呻きを聞くやいなや
腰を激しく前後に動かした。
苦しさと快感が同時に襲うらしく
顔を苦しそうにしかめながらも
舌を激しく使い出している。
そればかりか
自らの腰を少し浮かすようにして
いっそう激しく指をうごめかすさまは
さすがだった。
時々目を開けて恨めしそうに見上げるのは
口の中への放出を
ねだっているのかも知れない。
だが、その趣味のないこちらは拒絶の意を込めて
さらに激しく腰を使う。

ベッドにあがって前後にうごめく男。
ベッドの上でのたくりながら激しく指を回す女。

卑猥な構図が鏡に映りこむと
また女同士が絡み合う
さっきの光景が頭をよぎってくる。
それを振り払うように力を込めると
さらに快感が押し寄せるらしく
よがり狂う人妻がいた。

決して交叉することのない双方の想い。
ただ、快感を追求するだけのひと時の共有。
虚しさを埋めるための行為が
逆にさらなる虚しさを呼ぶ結果に
なっているのかも知れない。
だが、その虚しさは次の欲望を呼ぶ。
今度は口からペニスを抜き出すと
追いかけるように顔を突き出してきた人妻
「私の味もしたよ。さっき突っ込んだから。」
と言いながら身体をずりあげて唇を求めてくる。
太くも細くもない
それなりに満ち足りたような肢体を
抱きかかえるようにして身体をかがめ
口端から垂れ流れている唾液
舐めとるようにすると
硬く突き出しペニス乳房を強く押し付け
かすれた声が次々と送り出す。
オナニー見てくれた?感じてくれた?」
「見られてするのってすごい。びちょびちょ。」
「ねえ、して。うんと、して。つっこんで。」
「ほしいの。ほしいのよおお。」
自らの言葉に勝手にたかまるのか
また腰をくねらせながらかき回しだすと
「ああ、いっちゃう。もう、いっちゃう。」
「見て。見て。いくとこ。」
「あああああ。見てええええ。いくうううう。」
叫びながら、まるで挿入を迎え入れるかのように
性器をつきだし
震わせながら
鋭く達してしまった。

何人かの、何度かの性交
高まりのあとの女性の満足と疲労は
男のそれとは違って
「擬態」にすぎない事がわかっている。
一回の満足で終わっても
それはそれでも良いのだが
さらに仕掛けると
「もっと」の法悦を求めて身体は反応しだす。
性交の経験が多い熟した身体ほど
イッた後に
さらにイク事を
求めるのだ。
二度の後は三度
三度の後は四度…
女の欲望無限大の喜びを希求する。
この人妻もそうだった。
ひとときの脱力から立ち直ると
こちらを突き飛ばすように
上向きに寝そべらす。
仰向いたこちらの顔の上にまたがり
いきなりむき出しの性器を口に押しつけてきた。
めくれた上唇。
唇の方端からのぞく舌。
片目にかかる髪。
小ぶりだが形よく尖った乳房ごしで震える顎。
天井灯を背後にした逆光のシルエットなのに
発情のさまはありありと見てとれた。
強く性器をこすって
ヌルヌル愛液
こちらの口に流し込もうとしているのだ。

やがて両の乳房わしづかみにすると揉みだす。
その速度と腰をこする速度が同期すると
まず、身体が後ろに反りだし
愛液の量が増える。
「ああ、垂れるよ。垂れてるよ。」
「どう?どう?私、おいしい?」
口がふさがれ息が苦しく
とても答えられる状況にないのだが
イエスの意を込めてごくりと飲み込み
舌で舐めあげる軌跡を大きくすると
それがわかったのか
「おいしいのね。おいしいのね。」
とうわごとのように繰り返し
こすりつけるストロークが大きく早くなる。
「す、すごい。」
大量の愛液を注ぎ込みながら
そして、突然180度向きを変えた。
こちらの口の上で身体をいれかえたのだ。
一瞬、汗ばんだ背が見えた。
だが次にはその背中が消え、
安物のデコレーションを施した電灯が覗く。
そして佇立したペニスが、生ぬるい唾液に包まれた。
顔面騎乗から、舐めあいの形に。

ピチャピチャ。
ぐじゅぐじゅ。
ジュルジュル、
ちゅばちゅば。

だが、しばらくその形を楽しむと
首を持ち上げて性器を責めるの
がつらくなってくるから
もつれあったまま
身体を回転させて上下を逆にする。
男が上、女が下での交叉。
慣れ親しんだ形になったせいか
双方の舌の動きがスムースになる。
それにつれて人妻の脚の広がりが大きくなり
眼の前で卑猥に脈打つピンク性器
さらに大きく口をあけ
どくんどくんと愛液を噴出させる。

ここにも蛭がいると思った。
今日三匹目の蛭だと思った。

その瞬間、この蛭はさらに激しく収縮し、
さらにするどく蠕動し
さらに多くの体液を迸らせた。
「あなたイヤ。あなたなんていやああ。」
「またよ。またよ。あなたが舐めただけでいっちゃう。」
「うわああ、死んじゃう。」

まさに絶叫とも言える叫び声だった。

(続く)

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