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12th Shin Yokohama Part 14 ラブホテルまでの

2018年07月14日 12:25

12th  Shin Yokohama   Part 14  ラブホテルまでの

ラブホテルまでの短い距離だが
高速に乗って車の挙動が安定すると
当然のように運転席からの手と
助手席からの手が交錯する。

男の手は這うようにもぐりこんで
女性器の周囲を這っては濡らし
女の手はジッパーを下ろして
硬度を増したペニスつまみ出す。
「もう?」
「さっき、あんなことするからでしょ。」
そう言ったかと思うとゾクッとするような
流し目をくれてから
おもむろにくわえしゃぶりだした。
だが
「?」とばかりにおしゃぶりをやめると
「ねえ?いっぺん出してない?」
さすが男をくわえ込みまくっているな、
と思った。
あのホテルの凄絶なショーを見ながら
たまらず射精に至ったのを
見抜かれたのだ。
「ちょっとね。でもよくわかるな。」
「やらしい味するもの。」
そう言うとまたくわえだす。
「いつも運転してるとしゃぶるんだろ。」
逆に質問することによって
追求の方向を変えようと思い、成功した。
「こないだも…
しゅぼ、しゅぼ
「であったオジサマのくわえたら…
ちゅば、ちゅば
「ぶくって急に大きくなって…
ぬちゃ、ぬちゃ
「いきなりお口に出されちゃった
ぐしゅ、ぐしゅ
「結局、相手の目見ながら呑んじゃった。
ちゅう、ちゅう
「それからが大変。もう大きくならないんだもの。」
その前も、別の若い男のを含んだら
舌を動かす前に出されてしまった、という。
さすがに若いから、再起はすぐなのだが、
すぐ終わっては、また…と言う感じで
結局、熟れた身体を
もてあます結果になってしまったそうだ。
だからほどほどにしないと、
と焦らすように
行為を中断し、卑猥な笑いを浮かべた。
仕返しを意味するかのように
性器をさわる指の動きを速め、奥へと進めると
「はー」というため息とともに身体を反らせた。

なじみのホテル
なじみの部屋。
だが、相手はいつもの女ではない。
いま頃、彼女は由香と終わりのない
ただれた性に狂っているに違いないのだ。
いつでもこの女のもとに帰れる、と言う甘えから
さんざん他の女性を抱いていたのだから
もとより嫉妬などできるわけがない。
だが、余りに異常な光景だっただけに
また、あの膨らんだ
二つのピンクの蛭が脳裏をかすめてくる。
それから逃げ出すかのように
代役ともなる淫乱人妻
荒々しく抱きつくと
待っていました、
とばかりに唇を求めてきた。
レズに走った女より
よほど形のよいやや小ぶりの乳房
ブラウスとブラごしに強く押し付けられる。

由香をさらに魅力的にしたような
整った顔立ちが
上唇をまくり上げている。

濡れたパンティを脱がすのは得意だったが
ブラのホックをはずすのは
なぜか極端に下手だった。
さすがに女には見抜かれて、
ブラだけは自分で外すようになり
そのうちフロントホックになった。
この人妻はそんなことを知らないから
もどかしげに眉をしかめ、促すように万歳をする。
ようやくブラを取り去りながら、
よく手入れされた脇の下に吸いついた。
あの二人から教わったようなものだったが
思ってもいなかった行為が鋭い快感を呼ぶらしく
「あっ。そこっ。」と叫ぶと
さらに舐めあげることを要求してきた。
「なんか、あそことつながってるみたい。」
そのまま、ブラのないむき出しの乳房の横に
唇をはわし出す。
かと思うとまた、わきの下に戻る。
こうやって楽しんでいるだけで
息遣いが荒くなり腰がくねりだす。
スカートを脱がせると
白い生足にそのテの店でしか売っていないような
小さなTバックが現れる。
色は紫。
人妻には普通の色でも、形は極端だった。
すでに大きなシミが広がり、
ヘアと襞が、
クロッチのない布の前部を
くわえ込むかのようにしながら視線の中に入ってくる。
「また、そんなの履いて。ぐしょ濡れだよ。」
それだけ言うと、いつもとは違うプロセスに入った。
やや乱暴にパンティを下ろすと
片足にまとわりさせたまま、
その片足だけをソファにあげさせ
ズボンパンツをおろすや否や
背後から挿入したのだ。
いつもはじっくりと
時間をかけて楽しむのだが
前戯も何もなかった。
避妊のための手続きもなかった。
人妻の豊かな尻を突き出させ
その曲線の奥で早くも蠕動と滴りを覗かせている
性器にいきなり突っ込んだのだ。

脇の下への責めと同様の意外の行為。
何度かの性交とは異なる順序に
「何、これ。どうしたのよおお。」
そうシャウトしながら早くも感じだして
腰の円運動をはじめている。
「ねえ。いいよ。これもいいよ。」
だが、
ペニスを送り込みながらも
射精する気はもとよりなかった。
前戯の前に挿入することで「男」を
強調したかったのかも知れない。
そんな復讐めいたこちらの心理には
もとより気づくはずもなく
自らの乳房をもみ上げながら
髪を振り乱し
片足をあげて性器をつきだした形で
激しく腰をゆすりあげる
人妻の姿が鏡のなかにあった。
「ねえ。いきなりがいい。こんなのがいい。」
「どう、私やらしい?やらしくてきれい?」
二人の絡む姿を鏡に映しながらさらに高みに上ってゆく。
「ね。ね。もうきてる。もうきてるうううう。」
「いい。あなた、いいの。いいの。」

この男好きな人妻の中に思いっきり放つまで、
せめて、「まともな」男女の性にふけろうと思っていた…

(続く)

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