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東京裁判でのかわいそうな人・・・・・・・。

2018年05月07日 23:12

この話、知っている人はそれほどいないと思います。

終戦直後東京裁判で、BかC級の被告になった人です。

結局、捕虜虐待の容疑で絞首刑になってしまいました。

その当時、捕虜にごぼうを食わせただけで・・・・木の根っこを食わせたというので重禁錮10年ですから・・・・・。

押して知るべしです。

事実は、こんな感じ。

~~~~~~~~~~
その人は、昭和20年5月末ごろ、千葉県の陸軍駐屯地で地位は低いながら、その問題の日、基地で一応責任者の立場にありました。

ですから・・・おそらく少尉心得とか・・・その程度でしょう。

ペイペイの兵隊は、たくさんいたそうですが、一応、職業軍人は、彼一人。

彼以外のおエライさん達は・・・・・・(なぜか)・・・・・(運の好いことに)・・・・・・・・・皆、出張して基地から離れていたそうな(笑)。


っで、問題は、昼過ぎに発生したのです。

その日、B29の空襲があったそうです。

当然、各地の日本軍の高射砲隊も全力で応戦しました。

バン、バン、バン、バン、バ、バ、バ、バ!!!!

そして・・・・・・見事!!!

B29に命中!!。


一機のB29が火を噴いて空中でのた打ち回っていたそうです。

急降下するB29。

やがて・・・・超低空で地上をかすめるように飛んでいたそうです。

っと・・・・誰かが落ちて・・・・・・パッとパラシュートが開きました。

でも・・・・・・低すぎ!!!

そのまま、地上に叩きつけられてしまったそうです。

町中が大騒ぎです。

アメ公パラシュートで脱出した」

アメ公が・・暴れている」

流言飛語が飛び交ったそうです。


っで、彼が落ちた場所が・・・・・・・・・。

(運の悪いことに・・・)・・・陸軍駐屯地の範囲内・・・・なのだそうです。

っで、素人が一目見ただけで・・・・一目瞭然。

「もう・・・ダメ・・・・助からない・・・・」っと思えるほど、重傷というか・・・危篤状態なのだそうです。

おそらく・・・大たい骨とか・・ダメなのでしょう。

腸が飛び出ていたかも・・・・・しれない・・。

でも・・・・なぜか・・・死んではいなかったそうです。

非常に苦しんでいたそうです。

少尉は、すぐに軍医を呼んだそうです。

(その軍医は、隊専属ではなくて・・・別の部隊の軍医

軍医、「ウチへ運んでもムダだ・・・途中で死ぬ・・・誰が何をしてあげても、まもなく死ぬ奴だ・・・」

そう言って・・・・何もしないで・・・戻ってしまったそうです。

頼みの軍医がそれでは・・・・・どうしようもないですよね。。

次に地元の警察が来たものの。

「じゃあ・・・・・後はよろしく・・・・」

即、我、関せず・・・・・・関わりたくない・・・・っと言う感。

少尉は、上司もいないし・・・・・途方に暮れたそうです。


とにかく、来る関係者、来る関係者・・・・皆、一様に・・・・我、関せず・・・・・(笑)。

逃げの一手・・・・・笑


「後は・・・・・よろしく」。

こういうところは・・・・・・・皆、日本人ですよね・・・。


っで、それから・・・・???


少尉は、どうしたらいいのか・・・・さっぱりわかりませんでした。

過去に前例がないから・・・・・困り果ててしまいました。


っで、それを見た軍曹が・・・・・・、

少尉殿・・・・このアメリカ軍人ですが・・・・同じ軍人として見るに堪えません・・・・・この際、介錯してあげるのが・・・同じ武人としての情けではないでしょうか?」

少尉、「それもそうだな・・・・じゃあ・・・いっそ・・・」

軍曹、「御迷惑はおかけしません・・・・後は私めが・・・・・全て・・・」

少尉、「そうしてもらうと助かる・・・・・後は頼む」


================
っということで、後の処置は軍曹殿に一任してしまったわけっす。


まあ、常識としてですね・・・・「介錯」をして・・・懇ろに弔ってあげている・・・・っと思いますよね。


ところが・・・軍曹介錯はしてあげたのですが・・・。





問題は、次のステップでした。
少尉殿と同様に・・・心労が重なった軍曹殿に、部下がこう言いました。

ベテラン一等兵、「軍曹殿・・・・これ以降は我々にお任せください・・・軍曹殿がお手を煩わすことはありません、懇ろに弔いを済ませておきます」

軍曹殿、「そうか・・・・では、頼むぞ」

そうして軍曹殿も、その場を離れてしまったのです。

(その後の軍曹殿の報告・・・・・「少尉殿、私の責において介錯し、現在弔いをしております」、少尉殿、「ごくろうだった」)っと言う感じだったはずです。

っと、ここまでは、順調。


それから2か月半後、終戦。

大日本帝国は降伏しました。

===========
それから・・・まもなく・・・占領軍報復が始まりました。

このB29の撃墜もMPによって徹底的に調査されてしまいました。

たいてい・・・・関係者は、積極的に協力をしますよね。

自分は潔白であることを示すために・・・・・。

でも・・・・・ヤバイ人は・・・・・・少しでも後ろめたい記憶がある人は・・・・・・・笑


当然、逃亡しますよね。

妻子を捨て・・・・地方へニシン漁とか、カニ漁とか・・九州炭鉱とか・・・笑。

その日暮らしの日雇いでもして・・・逃亡しますよね。


ほとぼりがさめるまで・・・・・笑



っで、例の少尉殿は・・・・全く身が潔白だと信じてますから・・・・・笑

堂々と「呼び出し」に応じました。

ところが・・・・・・・そこで見たものは・・・・・・。


信じられないくらいの人間の醜さ・・・・・・・だったそうです。


人間って・・・・・・こんなヘドロ以上に・・・・醜いものなのか!!。


要するに、自分の命を守るために・・・・・・、

平気でウソをつく、

人のせいにする、

当人の目の前で平然と白を黒という・・・・。

そういう人間の本性をみたそうです。


=========
少尉殿がビックリした事実。

軍曹が瀕死のアメリカ人介錯したのは、知っている。
(これも、少尉の命令となっていた)

死亡したアメリカ人を、新米二等兵たちが竹槍訓練でズタズタにした。
(これは、全くしらないこと・・・・・でも、少尉の命令となっていた)

例の元軍曹がMPに積極的に協力して証言している。
少尉の強い命令で・・・・仕方なく・・・・やむ負えないため・・・・介錯するしかなかった・・・・!!)

要するに、あの日のことは全て少尉殿の命令で行った・・・・っというわけ。

まあ元軍曹にしてみれば・・・・・自分の命を永らえるには、少尉殿に死んでもらうしかありませんよね。

っで、軍医は?

軍医主張、「オレは、オレの基地に連れて帰ると言ったのに・・・・少尉がムダだと言った」

MP、「まだ助かったのか?」

軍医、「オレの腕と薬が豊富だったから、十分に救命できたはずだ・・・あの少尉が殺した」

MP、「わかった」

だってさ。

留守にしてた上司たち、「当日いなかったので・・・・全くわからない・・・・・部下の教育の不十分ではなく、当人の不出来が原因だ・・・普段から捕虜を大切に扱うことは教育していた」

MP、「あの少尉が悪いのか」

上司たち、「全て、少尉個人の責任だ」

MP。「わかった」


っということで・・・・・・。

少尉殿は、誰も守ってくれずに・・・・ひとりで捕虜虐待の罪を背負っていくハメになってしまいました。

東京裁判で・・・検察側の証人として・・かつての部下が次々出廷しては、自分を指さして・・・・アメリカ人をむざむざ殺したのは・・・・あいつです!!・・・っと、指をさしたそうです。


日本人は・・・・・・・醜いね。

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