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趣味は読書、「アデルの恋の物語」

2018年04月08日 00:43

前にも書いたが、一番近くのレンタルビデオ屋が、閉店した。正確には、まだ在庫品の販売はやっているが、もうレンタルは終了した。
在庫の旧作作品なら、500円で買えるというので、ほとんど全ての棚を眺めたが、当たり前だが、目ぼしいものは何もない。
あまり人気のない古いヨーロッパ映画のコーナーへ行ったら、「アデルの恋の物語」があった。
ザベルアジャーニに夢中になったのは、何の映画がきっかけだったろう。思い出せない。
リバイバルの「サブウェイ」を、何度か渋谷に見に行ったし、ビデオで見られる限りの作品は借りて見た。
「死への逃避行」「殺意の夏」「カミーユ・クローデル」「ポゼッション」など。
あんなに綺麗なのに、平気でヌードになっているのが、意外だったし、嬉しかった。
もう、だいぶ薹が立っていたが、「シャロンストーンと共演した「悪魔のような女」「王妃マルゴ」は劇場で見た。
いくつだったかはっきり覚えていないが、その頃僕は、確かにイザベルアジャーニに恋をしていた。全く愚かなことである。
そして、「ぴあ」の名画座案内で、見つけた「アデルの恋の物語」を今は無き、「飯田橋ギンレイホール」という名画座で、確か「恋の闇、愛の光」という映画と二本立てで見た。「アデルの恋の物語」を見て、「恋の闇、愛の光」を見て、もう一度、「アデルの恋の物語」を見た。
タイトルとは裏腹に、ロマンティックというよりは、今で言えば、女性版の年増のストーカーのような物語である。
実際、34歳くらいの設定なのだが、イザベルが若く美しいので、逆にアデルを放っておいて、他の女性を愛するピンソンに現実味がない。
普通だったら、イザベルアジャーニを選ぶだろうとツッコミをいれたくなる。
この作品がリバイバルされたのは、監督のトリュフォーの没後10周年記念上映だったらしい。
そして、僕は昨日、「アデルの恋の物語」のDVDを買った。
いつかイザベルアジャーニの「ノスフェラトゥ」を見てみたい。あまりのヒロインの美しさに、吸血鬼日の出を忘れて滅んでしまうという。
この世には、時分の花ではあるが、本当に美しい人がいるものだ。

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