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少女と中年⑥

2017年11月08日 00:26

~一年後~

また暑い夏がやってきた。昨年の騒ぎが嘘のように穏やかな1年だった。美香とは今でも時々会っている。でも会う頻度は確実に少なくなっている。前回会ったのは5月のゴールデンウイークになる。川へ遊びに行ったのが最後だった。遊びに行く時は、必ずご両親にお知らせするようにしている。変な疑いは持たれたくないからだ。もう中学校夏休みに入っただろう。近所の小学校夏休みプールに通う小学生の列を、しばしばみるようになった。そのうち、遊びに行きたいとか連絡が来るだろう。そしたら、また挨拶に行かなくちゃな。
そんな事を考えていると、携帯にメールが入った。案の定、美香からだった。どこへ行きたがっているのかと、メールを開くと、
「やほ!今ね、達也さんの家の前にいるよ!驚かせようと思って来ちゃった!」
驚いて外に出てみると、そこには美香が立っていた。あわてて玄関を開けると
「こんにちは♪来ちゃった!」
と言って、美香が入ってきた。

「いらっしゃい!驚いたなぁ。どうやってきたの?駅からはかなりあるから大変だったんじゃない?」
そう言ったあと、美香が思いのほか大きな荷物を持っている事に気づいた。
「あのね、駅からタクシーで来ちゃった!今日からしばらく泊めて欲しいなぁ!」
体に不釣り合いに大きなスーツケースには、沢山の荷物が詰め込まれていた。
「おいおい、お母さんにはちゃんと言ってきたのか?」
どうも、荷物の量から家出をおもわず疑った
「うーん・・・遊びに行くとは言ったけど、達也さんの所とは言ってない」
どう見ても、単に遊びに行く荷物の量ではない。これは、何かあったなと直感的に思った。
「なんか喧嘩でもしたのか?それともまた、お父さんかい?」
どうやら、図星のようだった。

「一体どうしたん?理由もなく美香ちゃんをここに置いといたら、俺は未成年者略取の誘拐犯になっちゃうよ。」
美香は少し俯いてから
「あのね、夏休みだから達也さんの所に遊びに行きたいって言ったら、ダメだって・・・。宿題だって遊びに行くために、全部終わらせたんだよ。それなのに、理由もなくダメって・・・酷くない?だから、置き手紙だけして出て来ちゃった!行方不明って事で、少しの間ここに置いて!」
美香は手を合わせて、頼みこむようにお願いした。
「しょうがないなぁ・・・でも、無断で泊める事は出来ないよ。お母さんには俺から連絡するから、それでお母さんがダメって言ったら、どんなに遅くても夜には送って行くよ!」
「えーーーーー」
美香はむくれ顔になったが、私もこのままではいけないと思い、とりあえず電話をした。

「もしもし、上原さんですか?風間です。いつも世話になってます。」
とりあえず、挨拶から入った。どうやら母親はまだ美香の置き手紙には気づいていないようだ。
「今ですね、美香さんがうちに押し掛けてきちゃって、しばらく泊めて欲しいって言うんですよ。さすがに年頃のお嬢さんを泊めるってのも、まずいと思いまして連絡したんですよ。ちょっと本人に代わりますので、話して貰ってもいいですか?」
そういうと、電話を美香に渡した。
「もしもし、お母さん?」
美香はお母さんと話し始めた。遊ぶのだって気が気じゃないのに、男の所へ泊るのはさすがに許可しないだろうと思った。
大丈夫だよ、もうそんなに子供じゃないんだから・・・」
案の定、母親に諭されているようだ。普通に考えれば、知っているとはいえ、赤の他人の男の家に泊まらせる事はないだろう。そう思っていると

「うん、わかった。今、代わるね」
そういって、私に電話を渡した。どうやら話がまとまったらしい。
「もしもし、代わりました。どうですかね?」
とりあえず、美香を傷つけないように、母親の意見を聞く事にした。
風間さんには申し訳ないんだけど、美香をしばらく置いてもらってもいいですか?」
意外な回答が返ってきた。
風間さんが無理じゃなければで、いいんですけど・・・」
これは、困った。どう返事をしていいものやらと思っていると、美香が手を合わせて、盛んにお願いしている。どうやら、俺がOKするならという条件という事らしい
「私は構わないですけど、本当にいいのですか?」
とりあえず、OKを出すものの、本当にこの選択で良いのか悩んだ
「うちの子は、言いだしたら聞かないので・・・本当にすみませんが、よろしくお願いします」
母親にお願いをされてしまった
「了解しました。そのうち飽きるでしょうから、そしたら送っていきますね」
そう言うと、電話を切った。

「いぇーい!」
美香は嬉しそうにVサインをすると、私に抱きついてきた。
「これで、一緒にいられるね!」
美香は確実に成長していた。身長こそほとんど変わらないが、胸は着実に大きくなり、体つきもだんだん大人びてきている。このまま、家にいられては、正直どこまで耐えられるか自信がない。
「まったく無茶するなぁ・・・とりあえず、荷物がそのまんまじゃ大変だろうから、こっちの部屋を使って!」
そういって、今は使っていない和室に美香を通した。
「前にも来てるから、知ってるとは思うけど、ここに布団とか入っているから自由に使って!」
押入れを指さして、そう説明すると、
大丈夫!寝る時は達也さんと一緒に寝るから♪」
と、あっけらかんと言い放った
「おいおい、そんな事をしたら、狼さんになっちゃうぞ!」
そんな掛け合い漫才のような事をしていたが、とりあえず自分がかなり臭い事に気がついた。昨夜も終電だったので明日風呂に入ろうと思って、入っていなかったのだ。風呂は既にタイマーで湧いていた。

「俺、昨日は風呂に入ってないから臭いでしょ?とりあえず、シャワーだけ浴びてくるから、ちょっと待ってて!それから出掛けよう!」
そう言うと私は風呂に入った。
「うん、待ってるね!」
美香は元気よく答えて、今のソファーに腰を掛けた。
私が風呂場で体を洗っていると、突然風呂の扉があいた。振り返ると、そこには裸になった美香がいた。
「待っててって言ったのに」
驚いた私は思わず声を出した
「前みたいに、背中を流してあげようと思ってね!」
そう言うと、美香は私の背中を洗い始めた。
「美香ちゃんさ、出会ったころにお父さんの前で裸になるの嫌がってたじゃん?俺の前なら平気なの?」
なんとなく聞いてみた。
「うん。だって達也さんのこと好きだから、私は全然大丈夫だよ!」
そういうと、私の背中を流し始めた。

シャワーだけの予定だったけど、風呂も入るかい?」
俺は湯船を指さして言った
「うん。また一緒に入りたいな!」
そう言うと、俺より早く湯船に入って行った。そして、以前と同じように美香を前にして一緒に湯船に浸かった。そして、私は美香を後ろから抱き締めた。まだ発育途中だが確実に大きくなっている乳房が手に触れる。
美香は後ろを振り向くと、無言で唇を重ねた。私も舌を絡めながら唇を重ねた。
風呂から上がると、真夏の暑い日差しの差し込むリビングで、クーラーを掛けながら涼んでいた。
「さて、今日はどこへ出かけようかな?」
涼みながら、美香を見ると美香は笑顔で答えた
「私、どこにも行かないでココにいたいな!達也さんと一緒にね!」
そう言うと、美香は私に抱きついてきた。
「まったく、いけない子だ」
私もいよいよ覚悟を決めた。美香を抱き寄せると、そのまま唇を重ねた。

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