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Moment No.8

2017年10月17日 10:19

Moment    No.8

…美穂side…


誠さんの指先が熱くて思わず引っ込めてしまった。


でも私はもっと触れられたいと会う度に何処か期待している。


でもそれはいけない事だと分かっている。


ゆらゆら揺れる私の心は相変わらずだ。


その時誠さんの携帯が鳴った。


誠さんは携帯を開けメールを読む。


誠さんの表情が曇り嫌な予感がした。


「すみません美穂さん、妻がまだ歯が痛くて息子のお迎え頼まれてしまいました」


申し訳ないと言う表情をしている。


「気にしないで、行って」


私はめいっぱい作り笑顔で応えた。


「改めて時間作ろう。今度はもっとゆっくり…」


「ええ…」


誠さんは素早く立ち上がり上着を着た。


すると私の側に立ち腰をかがめた。


「ほんの少しでもあなたに会えて良かった。次はもっとあなたを感じたい」


小さく耳打ちをし私の耳にキスをした。


どくん。


私の心臓はなり、身体が火照った。


「じゃあ…また連絡する」


「ええ…」


ニコリと爽やかな笑顔を見せ、


伝票を持ってレジ会計を済ませた。


店を出る時、もう一度私に笑いかけて出て行った。


あんなふうに甘く囁く癖に優先するのは家族。


当たり前だ。


私だってそうなんだから。


互いが二番目なのが現実なのだ。


それが私達の恋なんだ。


そう思ったら泣きそうな気分になった。


テーブル席で一人残された私。


泣くわけにはいかない。


残りのコーヒーを飲み干した。

「良かったらもう一杯飲みませんか?」


そう声を掛けてきたのは店のマスターだった。


「あなたにピッタリなコーヒーを淹れましょう」


「はい…お願いします」


「では、カウンターに…」


私は言われるがままカウンターに移動した。


BGMが軽快な小粋なジャズに変わっていた。


新しい深紅のカップに注がれたコーヒーが私の目の前に出された。


「どうぞ…」


「頂きます」


カップに口元を近づけると甘い香りがした。


でも一口、口に含むとほろ苦く深い味わいだ。


でも美味しい。


二杯目のコーヒーは二番目の私にぴったりなテイスト


私の恋の味。


「病みつきになりそう」


マスターは髭の口元の口角をニッと上げた。








…誠side…


僕は今九州福岡に来ている。


二週間と長い出張だ。


美穂さんとはあれから会っていない。


相変わらずメールのやり取りばかりだ。


僕達の恋はなかなか進まない。


気持ちばかりが募るだけ。


でも脳内ではしっかり繋がっていた。


妄想だけは相変わらずだ。


一人シャワーを浴びながらムスコを握り目を閉じる。


すると美穂さんがシャワールームにやってきた。


白いスリップを一枚着けているだけ。


僕は美穂さんにシャワーを掛けた。


スリップが濡れて胸に張りつく。


薄茶の乳首がツンと立っているのが分かる。


もう一度シャワーを掛けると体中にスリップは張りつき、薄い茂みまでくっきりだ。


僕が口づけをすると濡れた体を押し付け首に彼女の腕が巻きついてきた。


彼女の舌が僕の歯をなぞり僕の舌と絡み合う。


僕の手は彼女の濡れたスリップの上から這いずり回った。


「はあ…はあ…」


美穂さんの息が乱れている。


僕の唇は徐々に下がり乳首スリップの上から吸い付いた。


口の中にスリップの水がちゅうっと入ってきた。


「ああ…いい…」


美穂さんは濡れた髪をかきあげ感じてる。


凄いセクシーだ。


スリップの裾に手を忍ばせ割れ目を中指でなぞる。


蜜でヌルリと生暖かく感じる。


美穂さんの体がギュッと強張った。


小さく尖った花芯を撫でる。


「んあ…あ…」


ああ…美穂さんエロい


少し眉間にシワを寄せ口を開けてよがり声を上げている。


僕はひざまづきスリップに頭を突っ込む。


美穂さんの秘部が蜜を垂れ流がす様が目の前にあった。




僕はそれに舌を伸ばす。


女の味を心ゆくまで舐めて味わう。


まこと…さ…ん…気持ち良い…」


「僕もあなたの…美味しいよ…」


「はああっ…イクッ…」


美穂さんが僕の肩を強く掴み果てた。


僕がスリップから顔を出すと果てた美穂さんの顔と目が合った。


「誠さん…頂戴…」


そう懇願する。


僕は美穂さんを後ろに向かせ抱き締める。


首すじを舐めながら胸を揉みスリップをたくし上げる。


美穂さんは僕のに尻を突き出し擦り寄せた。


「入れてあげる」


花弁を掻き分け美穂さんの中に押し進める。


「ああ…」


グイグイと僕のを締め付け奥に誘い込む。


「美穂さん…凄い気持ち良い…」


「誠さん…もっとして…」


「ああ…」


杭を打ち付けるよう美穂さんの中をガンガンと容赦なく突く。


僕の手は激しく往復した。


「うっ…美穂さんっ」


シャワーの湯を体中に浴びながら放出した。


僕の妄想セックスは終わった。




バスローブ羽織って、浴室から出ると携帯が光っていた。


美穂さんからのメールだ。


『出張お疲れ様。お仕事大変ね。

そちらは暖かい?

こっちは2月を過ぎても寒いわ…

あなたに随分会ってなくて少し寂しいです       』


僕も会いたいよ。



さっきだって美穂さんで妄想セックスしたばかりだ。


僕は冷蔵庫から缶ビールを出しプルタブを開けゴクリと飲んだ。


サイドボード缶ビールを置き、ベッドに腰掛け返信を打つ。


『美穂さん今晩は。

こっちも九州と言ってもやっぱり寒いよ。


美穂さん…僕もあなたが恋しいです。

あなたが頭から離れない。

だから…この出張が終わったら必ず会おう。

少しだけ待ってて』


送信してビールを飲んだ。


『誠さんが帰ってくる頃はきっとバレンタインデーの頃ね…

チョコレート用意して待っています 』


僕はチョコレートよりもっと欲しいものがある。


『美穂さん、僕はあなたが欲しい。


ダメですか?  』


しばらく返信がなかった。


直球過ぎたかなあ。


ビールも飲みきり、ベッドに横になった。


ジージーと携帯がバイブした。


僕は慌ててそれを手に取る。


『分かりました。

私達は大人ですものね。

いつまでも気持ちばかりじゃ割り切れなくなる。


バレンタインデーはあなたに抱かれます』


めっちゃ驚いた。


美穂さんなんて大胆な…


でもマジ嬉しくてガッツポーズした。





『良かった…嫌われたかと…

ホテル予約しておきます。      

これからが僕達の本当の始まりだ  』


と打ってから僕は小遣いの心配をした。


ヘソクリ出すかな…


やっぱり恋愛は金が掛かる。


しがないサラリーマンに家庭と恋人は難しいな。


マジで転職考えよう。


そう思いながらいつの間にか眠っていた。









…美穂side…


あの日ジャズ喫茶で別れてから誠さんとはもうひと月近く会っていない。


その間も誠さんは朝昼夜と1日に三回は必ずメールをくれた。


会えなくても誠さんの揺るぎない気持ちが嬉しくて…


想いはどんどん強くなる。


だから誠さんの気持ちに応えたくなった。


進には勿論後ろめたいが、それ以上にもう自分を抑える事が出来ない所まできていた。


だから、あんな大胆な返事をしてしまった。


でも後悔はしていない。


会えない時間が余計に気持ちを強くさせたのだろう。


会いたい…会って好きだよって言って欲しい。


抱き締めてギュッてして欲しい…そしてキスして…


そのキスで甘い夢に落ちてみたい…


そんな願望が生まれてしまった。

だけど、現実は裏腹で進と私の変わらない生活だ。


知世のようにお手軽な火遊びのようにはいかなかった。


時々このまま会えなくなってしまうのかと不安になる。


そんな時は誠さんがくれたCDを聴く。


自然と涙がつたう。


私は恋に酔っているのだろうか?


大人の恋とは現実の生活と非現実的な気持ちの狭間で痛みがあった。


思えば思う程、背徳感を感じた。


「美穂、お茶


「あっはい」


こんな風に思い込んでうっかりぼうっとしてしまう。


私は進にお茶を出す。


「ありがとう」


優しく微笑む進の笑顔が胸に突き刺さった。


ごめんなさい…進


そう心で言う。


顔はにっこり笑って…




誠さんが東京に戻ってきた!


明日会う約束をもう一週間前から決めていた。


なのに…なのに…天気予報大雪なのだ。


お願いせめて雨にして!


私は祈るような気持ちで空を何度も見上げた。


だけれど深夜から津々と粉雪が夜空に舞い散る。


私は嘆息を漏らした。


「明日積もったら仕事休むよ。どうせ電車も動かないし、車は危ないし…」


ベッドで読書をしている進が何気なく言う。


「そうね…」


私はカーテンを閉めて、ベッドに入った。










…誠side…


僕の部屋には窓がない。


リビングに出て空を見る。


とうとう雪が降ってきた。


積もりそうだ。


明日は有給も取ったしホテルも予約してあるのに…


参ったな。


眠れないからインスタントコーヒーを入れて、部屋に戻った。


ネットを開き閲覧する。


雪の情報ばかりだ。


余計不安になる。


僕達は漸く腹を決めて前に進もうとしたのに、まるで神様が邪魔をしてるんじゃないかって思ってしまう。


分かってるさ。


悪いことだって。


ちゃんと自覚してる。


だけど人生一度きり。


ほんの少し甘い夢みたっていいじゃないか。




雪や健太には絶対迷惑かけない。


一生守るよ。


だけどこの恋を手放したくないんだ。


欲張り?


そうかもしれない。


虫が良すぎる?


そうだな。


何とでも言えよ。


どんなに蔑まれても構わない。


もう僕は美穂さんのいない世界なんて考えられないんだ。


僕は明日の天気を忘れベッドに潜り込んだ。


雪だろうが槍だろうが降ってこい!


僕は明日美穂さんに会う。


会って抱き締めて思い切り愛するんだ。


意気込みながらギュッと瞼を下ろした






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