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5000人も殺せば、とれる

2017年08月16日 21:59

さて、僅かに実質的に一日分しかない夏休み。これだけ仕事に恵まれていることは嬉しいが、秋には少し休みたいな。

NHKの先の大戦に関する番組を2つ、観た。

一つは、アメリカによる本土空襲真実。元々は軍事施設だけを狙うはずだったが、その命中率たるや7%というお粗末さ。そこに、神風特攻隊による自爆攻撃による甚大な被害が重なり、アメリカ無差別爆撃に転じる。憎悪憎悪を招く。そして、民間人への無差別爆撃を正当化したアメリカ。これは、後のベトナム戦争でのアメリカ軍の非人道的攻撃へと繋がる。

さて、もう1つは、日本軍による悲惨なインパール作戦真実ミャンマーからインドまでの標高2000mを越える道なき道、山岳地帯を500km歩き続けたあと、イギリス軍と戦って勝とうという作戦。しかも、食糧も武器弾薬も乏しく、2週間しかもたない状況で。
その作戦が強行されたのは、勝算が全くないにもかかわらず、一人のじじい大将のやってみたい、勝たねばならぬという妄念のみ。それなのに、大本営はそれを許可する。上部将校たちの会話のなかに、5000人も殺せば、とれる→勝てる、という言葉が出てくる。それは、日本軍の兵隊が5000人も犠牲になれば勝てるだろうということを意味していた。兵隊は単なる駒でしかなかった。一人一人の人権などあろうはずは無かった。
インパールへ向かう道は、戦うことなく、飢餓赤痢による下痢で、日本軍の兵隊は倒れ死んでいく。暑さと湿気で2週間で遺体はすべて白骨となり、白骨街道と呼ばれたことはあまりにも有名な話である。
そして、無謀な作戦を発案し強行したかの大将は、兵隊たちを見捨てて帰国してしまう。数えきれない勲章を胸にして。大将が罰せられることはなく、しかも敗戦後20年経って、私の作戦は正しかったと、正当化する声明を発表して、英雄のまま天寿を全うする。

戦争とは、決して前線に立つことのないじじいがやると決めて、その意向を汲むくだらん中年オヤジが見込みのあるなしに無関係に作戦を遂行し、多くの若者国民の命が犠牲となって、しかも発案し遂行した責任者はなに食わぬ顔をして生き延びるものなのです。

そうせざるを得ないように法律を変えていってるのが、今の安倍内閣です。なんの関係もないと思っていたら、知らぬ間に、戦争に向かっていた、協力しないと逮捕されることになってしまっていた。それが、無関心な国民から反対されないまま、着々と静かに戦争できる、しないといけない状況に巧妙にもっていく、それが、時の権力者であり、政府です。

このウラログへのコメント

  • 以内居ない婆 2017年08月16日 23:48

    安倍の考えているのが徴兵制度ですよ…なんで個人番号制度を作ったのか!いやいい替えよう!奴隷制度を作ろうとしているのですよ…安倍は独裁者になろうとしているんですよね…早く気づけよ国民の皆さん!ストップを

  • Bz 2017年08月19日 15:08

    ほんとに。良いメール、有難うございまーす。
    一国民として誰もが疑問に思うことが、籠池問題が、加計問題が、北朝鮮のミサイル等にすり替えられていく。大衆は燃えやすく忘れやすい愚かな猿としか思われてません。

  • Bz 2017年08月19日 15:16

    おっしゃる通りです。
    真面目に働いた分相応に幸せが来るように。国民一人一人が。そして外国からの脅威から国民を守る。それが政治家の使命です。
    だのに、国民は奴らの私利私欲を満たす為の捨て駒でしかない。

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