本当に有った怖い話(裏)

こんな夏の夜には思い出す事がある
今まで生きてきて、一番恐ろしいと感じたあの夏の夜の事を・・・


あれは今のマンションに引っ越す前に住んでいたアパートでの事です
職場の仲間と酒を飲みに行って、終電で帰ってました
運良く座席に座ることが出来、多少酔ってる事もありウトウトと
気づけば降りる予定の一つ先の駅まで来てました
タクシーを使うか悩みましたが、駅たった一つ分
それなら歩いて帰ろうと
ただ私は自他共に認める方向音痴
そこで私はアレのお世話になることにしました
そう、ナビタイム
方向音痴の私を家まで導いてくれるスグレモノ

携帯でナビタイムを開き画面を見ながら暗い中を歩いていました
同じ方向の人は偶々いなかったんでしょう
前にも後ろにも人影は無く、私一人でした
どれくらい歩いたでしょうか
ナビの画面を見ながら歩いてたのですが、何気なく顔を上げて周りを見てみれば・・・
お墓でした
知らないうちに霊場の中を歩いていました
でもこの道はナビ通り・・・
気持ちが悪かったので、霊場の中を走って突っ切って行きました
霊場を抜けてもそのまま真っ直ぐ走り続けると、ようやく見知った道に出ました
ホッと一息ついてナビの画面を見てみると・・・
ナビのアイコンがまだ霊場の中なんです
結構離れてるのに・・・
途端に寒気がしてきましたよ
真夏のくそ暑い夜なのに・・・
画面を消して急いで家まで帰りました
家に着くまで誰一人として見かけないんですよ
何事もなく家に着き、すぐにシャワーを浴びました
トリハダが止まらないんですよ
でも、いくらシャワーを浴びてもトリハダは収まりません
風邪気味なんだと思うようにして、風呂から出た後は急いで着替えベッドに横になりました


でも、本当に恐ろしいのはここからだったんです！


ベッドに入るとすぐに体の変化に気づきました・・・
勃起してるんです
寒気だ、トリハダだって言ってたのに！
勃起してるんです

その後？
もちろん抜きましたよ？
そしたら寒気もトリハダも収まりました
人ってどんな状況でも勃起するんですね
ﾋｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ


続きません