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5th Kiyosato Part 10 本来が裸になる場所

2017年07月06日 23:19

5th  Kiyosato  Part 10  本来が裸になる場所

本来が裸になる場所だから
浴室での恥戯は開放的になりがちだ。

多くのラブホテルがその点を心得ていて
浴室にエアマットを置いたり
座面が開いている椅子をおいたり
ローションを備えたり
口腔性交をしやすいような浴槽を
わざわざつくって、まるでソープランドのように
もうひとつの性交場所に仕上げたりする。
さすがに避暑地の一応の格のあるホテルだから
そこまではしつらえていないが
必要以上に大きな鏡と浴槽、
そして開け放つことができる大窓があった。

洗面台でのとんでもない行為の続きだったから
女はやはり激しかった。
いきなり窓を開け放つが
虫除けの網戸で外を見渡すことはできない。
それが不満そうだったが
少なくとも行為の音や声を
窓外に流すことができるとわかると
裸体をぶつけるようにしがみついてきた。
浴槽に湯を張ろうとするこちらのペニス
つかみ
こすり
奇妙な体勢でしゃぶりだす。
ちゅうちゅう
びじゃびじゃ
ぺちゃぺちゃ
じゅるじゅる
しゅぼしゅぼ
案の定
いつもよりわざとらしく大きな音をたて
「おいしい」
「おいしい」
とわめきちらす。

この前奏が終わると
ゴージャズな展開部になる。
低めの浴槽のふちに座った女の
両腿をおもいきりひろげて
こちらはようやく
いっぱいになった湯につかりながら
なめあげ
吸い
しゃぶり
舌でつつき
軽く噛む
背後に回した両手で
身体を支えながら
性器をつきだして
より感じる姿勢をとりながら
天井を見上げるように
頤をさらす姿がひどくなまめかしかった。
その形のままで
ヒクヒクと身体を痙攣させ
おまんこがあ」
「いいのおお」
と思いっきりわめくと
のぼりつめていく。
後は窓外に響き渡る
恥語の連打のフォルテシモと
達しての無言の交錯。
「ねえ。ねえー。もっとお。」
「なめてえ。かきまわしてえ。」
おまんこに。もっと深く。」
「やらしい。そのべろ。やらしいよおお。」
「あ・あ・あ。またいっちゃうよおお。」
「やだああああ。」

次は壁に向かって立ち
カランに片足をかけた形で
上向きにしたシャワー性器にかけだした。
そして腰をくねらせながら
「ねえ。おまんこかきまわしてよお。」
と大声でせがむ。
のぞむところだった。
佇立したペニス
豊かな尻におしつけながら
中指と
薬指と
親指を使って
奥へ奥へとつっこみ
ひらひらと動かし
かきまわし
かきだす。
片足を持ち上げているから
まんこはぱっくりと口をあけて
かなりの力で締め上げてくるのに
さらに指を奥へといざなっている。
「あああああああ」
とため息と
シャワーのじゃあじゃあと言う音が
混ざり合う。
そろそろだな、とおもった。
「いくの。またいく。」
「いくよおお。」
とわめいたかと思うと
もはや潮を吹いているのか
放尿しているのか
おそらく本人にもわからないのだろうが
シャワーにさからうような水勢で
ふきだした。
身体をひくつかせながら
大量に噴出した。
終わらない。
なかなか終わらない。
林道で、駐車場で、洗面台で
あれだけ噴出したのに
勢いがおとろえなかった。
「いやだああ。」
「まだでるうの。まだ出るの。」
「みてええ。聞いてええ。」
「してる。してる。またしてる。」
「やだあああああああああ」
ものすごい勢いで性器がすぼまった。
そして立ったまま果てた。

こちらも我慢がつらい。
カランに片足をあげた
その不安定な姿勢のまま
ペニスをぶすりと差し込むと
おもいっきりつきあげた。
これで女がわれに帰った、
しばらくヒッヒッとしゃくり上げた後
またシャウトが始まる。
「いいよお。いいよおお。」
「ちんぼこがまんこのなかで暴れてる。」
「まただよ、またいくよおお。」
「ぎゃああああ。」

終曲をベッドの上で奏でなくなったから
歯を食いしばって耐えるが
先走りは確実に流れ出していた。
この女に終わりはあるのだろうか?

(続く)

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