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5th Kiyosato Part 6 いつものことだが 身体をつなぐ

2017年06月27日 05:57

5th  Kiyosato  Part 6  いつものことだが 身体をつなぐ

いつものことだが
身体をつなぐたびにつけてくる
妖しいTバック

いまのようにネットで
そっと買える時代ではなかったから
いったいどこで仕入れているのか
いささか訝しいようなしろものばかりだった。
流れる愛液を食い止めることも不可能な
極小のクロッチやノークロッチもあれば
性器が完全に露出するオープンタイプも
好んでつけていた。
聞けば普段からこんなTバック
着用するようになって
男から声をかけられることが多くなったと言う。
決してこちらには言わないし
こちらも決して聞かないのだが
当時は満たされない人妻だったから
他でもかなり男をつまんでいたに違いなかった。

星空の下、林道の広場で
とてつもない痴戯に狂い
その記念のように
ぐしょぬれに濡れたそんな一枚を
脱ぎおいてきてしまったから
いま、車の中で再開した行為では
直接、性器への愛撫になってしまう。
脱がす行為がないのが残念だった。
濃厚なフェラチオが一段落すると
こんどはこちらが攻撃にまわる番。
再びこちらも全裸になる。
女が股を開いてる助手席に移り
狭いスペースにひざまずくと
両足をかかいあげて
浅く腰掛けさせてから
開脚度をたかめ
助手席になげだすように置かせた。

それだけで
花のように花弁がひろがり
食虫植物のように花弁が動き
完熟の果実のように蜜が垂れだし
蓮の朝露のように愛液を流した。

おまんこがすごい」
「足開いただけでいっちゃうのよお。」
「なにこれ、なにこれええ。」
「さっきあんなにイッタのに。」
「またイク。またイク。まんこイクう。」
窓を開けてしまっている。
そして、林道と同じように
わめきちらしている。
静かな高原の夜だ。
いかに広いとはいえ
駐車場を横切ってのシャウトが
灯が点いている部屋まで
流れているかもしれない。
だが二人とももはや
躊躇しないようになっていた。

「ねえ。ねえ。なめて。」
おまんこべろべろなめてえ。」
「早く。はやくなめてえ。」
リクエストに答える代わりに
中指と薬指をぶすりと突っ込んだ。
親指で膨らんだクリトリスをこする。
車内灯はついていなくても
流れ込む水銀灯の明るさで
いかにも卑猥指の動き
すべてみてとれる。
中指と薬指を濡れた性器の中で
ひらひらと動かす。
「あ、あ。指が、指がやらしい。」
「いい。いい。」
「もっと、もっとかきまわしてえ。」
そうわめきながら
苦しい姿勢なのに性器
ずんずん突き出してくる。
中指をさらに奥までいれて
クリトリスをさらに強くこすりあげると
「いいのお。またいくううう。」
といいながら、激しい勢いで
しぶきを噴きあげた。
水銀灯の灯りを反射させながら…

ウィンドウが内側から濡れた。
シートに卑猥な文様がしみこんだ。
フロアマットに水溜りができた。
そして
こちらの顔にもしぶきがおそいかかった。
助手席側を水浸しにしながら
また意識をとばしかけている。
「出てる。出る。もっとおお。」
「あああああああ。」
林道ではサンルーフから
半身をのりだしながら
シートに立ち上がり
そのままの形で下からなめあげるこちらに
お漏らしよお。」
とわめきながら少量だが放尿している。
だが今度のは無味無臭
大量の噴出に自分でも驚きながら
快感の渦にのみこまれている。

そして、失神した。
助手席開脚した両足を乗せ
淫液を噴出す性器をさらしたまま
失神した。
さっきよりむしろ控えめの行為なのに
さっきよりも鋭く果てた。

こちらも高まっている。
ぱっくりと口をあけ
びしょびしょに濡れた
てらてらと桃色に光る性器に吸いついた。
「なめてえ」という
先ほどのリクエスト
ようやく答えたことになるのだが
女はいま楽天をさまよっている。
なのに
イッタばかりの性器
生き物のように収縮し
なめ上げ、吸い、甘噛みする口を
奥へ奥へと誘い込む。

見られてるかも。」
ようやく意識が戻った第一声がこれだった。
なめあげるこちらの薄い髪をつかみ、
まだ焦点が定まらない
茫とした目
発情した目で
性器に舌をはわすこちらの行為を
いとおしそうに見ていたのだろう。
見上げて目があうと
照れたように笑いながら
ステキ
とだけつぶやいた。

そしてその形のままで
助手席側のドアを開け放った。
「見せたい。もっと。」…

(続く)

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