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成程話:やる気を引き出す方法
2017年06月23日 00:01
「やる気を引き出す方法」の話。
目標の見えない作業ほど辛いものはない。
マラソンをするときに、10キロマラソンだとわかっていれば、ゴールを目指して走ることはできる。
しかし、ゴールがどこなのか教えてくれないマラソンは辛いだろう。
ただひたすら走らされるのである。
同様に、東京大学合格、開成中学合格という目標があれば、辛い勉強も頑張れる。
しかし、何のために勉強しているのかわからないまま勉強することは、苦行となる。
お嬢さんには、目標がピンときていなかった。
そりゃそうだろう。弱冠5歳で、「公立小学校と比べて私立小学校の教育はレベルが高く・・・」と言われても、理解できるわけがない。
「秋の入試を頑張りましょう!」とは、塾でもママさんに言っていたが、子どもにとって数か月後は、とてつもなく遠い未来の話である。
今頑張ったって、結果が出るのは遠い未来。やる気が出るはずもない。
なので、もっとわかりやすい目標設定をすることにした。
まず、お嬢さんのお受験友達を2人呼んでもらい、塾だけでなく家でも一緒に勉強してもらうことにした。
そして、プリキュアのシールを用意した。
問題に正解すると、シールを1枚あげることにしたのだ。
頑張って問題を解けば、1秒後にシールをもらえる。頑張りに対する「報酬」が目に見える。
また、お友達と一緒に勉強することで競争原理が働く。どこにでもありそうなシールなのだが、お嬢さんたちにはプリキュアのシールをGETするために必死だった。
すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。
牧田 幸裕 著
ディスカヴァー
この方法で、子どもたちは前のめりに授業を聞き、グングン力を付けていったそうです。
見えるようにする事は、非常に大切なことだと思います。
シールがもらえることにより、勉強をしているという感覚より「楽しんでいる」感覚のほうが強くなるでしょう。
また、何をすべきかも見えるようにした方がイイですね♪
たとえば「ホームランを打て」と言うよりも、「毎日、素振りを200回やれ」というほうが分かりやすいし、誰でもできる。
教える人が「結果を求め、結果を指示する」のは、「教える」を放棄していると言っても過言ではありません。
教える人は「プロセス」を教えて、「結果」は本人の手柄にするのです。
教える側、伝える側が気を付けなければならないのが、レオナルド・ダ・ヴィンチも言っている「簡潔さは究極の洗練である」という事です。
「1ページだけなら読むよ。それ以上なら、秘書にゴミ箱に捨ててもらう」
これは、元イギリス首相“ウィンストン・チャーチル”の言葉です。
「簡単なことを難しく述べるのは簡単だが、難しいことを簡単に言うのは難しい」とは、小説家“浅田次郎”氏の言葉。
人に何かを教える時も、自分が理解していると、相手にも簡潔に分かりやすく伝えられますが、自分が不安なときは、回りくどくなったりします。
簡潔に、そして見える化して分かりやすく伝えてこそ、「教える」人の成長にも「教わる」人の成長にも繋がりますね♪
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