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中日新聞より。

2017年06月21日 00:01

今日は仕事帰り、最寄り駅の近くにある店でカールを見つけました。
買う気はなかったけど、ついパシャリと‥‥


新聞からの話↓
『ちゃんと、できてるじゃん』

建設会社に勤める知多郡阿久比町の寺澤友介さん(33)が、入社の六年目にぶつかった「壁」の話。
初めてマンション工事の責任者を任され、不安の中、現場に赴いた。それは想像を超えるハードな仕事だった。図面、工程、施主対応、安全、環境、品質、原価と管理することが山ほどあり精いっぱい、中でも、設計事務所との調整がプレッシャーとなった。
そもそも初対面の年配の設計士さんからは「若くて経験が浅い」と不信感を抱かれ、話が思うように進まない。完成したら、退職しようとまで思いつめてしまった。
夜遅くにまで及ぶ仕事。休日も不安で、気付くと現場に足を向けていた。つらい日々が続くある日のこと。親しい先輩に電話で「もう辞めます」と口にしていた。
すると、その先輩が別の離れた現場から飛んできてくれた。そして寺澤さんの現場を見るなり一言。
「ちゃんと、できてるじゃん」。
とたんに張りつめていた心がほぐれ、元気が出たという。
多くの先輩に支えられ経験を積むうちに、いつしか自分が後輩たちの話を聞く立場になっていた。
つい先日の休日。早朝五時に部下から電話が入り目が覚めた、その前にも着信履歴がある。慌てて電話すると「大きな問題が起きてしまいました」と気が動転している様子。
急ぎ駆け付けて話を聞く。すると「あの日の自分」にそっくりだ。
「若い頃は、小さなことも大きく考え込んで悩んでしまうものです。その後輩に『まあ、頑張ろうよ』と言い肩をたたくと、ほっとして涙を流しました。その瞬間、あの日の先輩に一歩近づけたかもと思いました」と寺澤さんは話す。
中日新聞 2017年2月5日

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